第三 山烏太郎述懐、面々評定、烏羽玉事
其之一
第三
さて、
一門の鴉やこの林を
ここに
【私註】
※一:『精進魚類物語(魚鳥平家物語)』は『鴉鷺』と同じく一条兼良の著作とされる御伽草子の一作。物語は魚鳥元年八月の始め、
※二:「今さらに里へな出でそ山がらすうときかたみに笑はれぬべし」(藤原信実、新撰和歌六帖 巻六・鳥二六〇四)。
※三:「ひぐらしの鳴く夕暮ぞ憂かりけるいつも尽きせぬ思ひなれども」(藤原長能、新古今集 巻四・秋歌三六九)。
※四:「降りそむるけさだに人の待たれつるみ山の里の雪の夕暮」(寂蓮、新古今集 巻六・冬歌六六三)。
※ラヴェルの“String Quartet in F Major, Op. 35: II. Assez vif - Trés rythmé”を聴きながら
https://youtu.be/v3VXCsUOhdk
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