応援コメント

第10話 初任務」への応援コメント

  • ワトソンです。

    最新話までよみました!(9月30日現在)

    全体的な感想をここで書かせていただきます。

    まず、読みやすい。わかりやすい。そして、内容がしっかり頭に入ってくる。
    とても、上手な描写をされる方だなと思いました。

    かなりいい作品だと思って読み進めれました。

    とても、高い技術(読み手を意識した)がちりばめられていたし、凄い参考になりました。

    レベルの高い作品が故に、少しだけ、厳しい意見をさせてください。

    まだ11話分で、この指摘が間違っている可能性も全然あるんですが、これがあればもっといいかも!? っていうのが一つ。

    この作品は、国やそれに関わる市民や、フロル機構をつけられたセレイラなど、問題がいくつも描かれていて、とても面白く興味深かったのですが、根幹部分として、個々の主要キャラクターが、誰に、何を、どうしてそう思うのか、などを過去の回想でもいいので(序盤の方?)、行動理念や行動指針を(キャラの心の)明確に示したエピソードがあれば、もっと熱い思いや気持ちで読める作品になるのではと思いました。

    特に気にいったシーンが、第4-2話スピリタスの場面で、アローシャがセレイラに同情し、自分の無力さを感じていた場面。

    「だから、私を憐むことは許さない」
    に対して
    「セレイラのそういうところ、昔から大好きだ」
    の、その『昔』となる部分の描写もあれば(この後更新されて描写されるかもしれませんが、指摘の早とちりだったらすいません)もっと、熱い気持ちになれたかもしれないと思いました。

    読み手としては、キャラクターのこういうところ好きっ!
    っていう気持ちなどから、様々な心や事象の問題を読み進めて、それに感情をいれてよめた時、『ああ、よかった』『なんで……どうして……』『ああ、そうなったのかぁ……とっても深い話でいいなぁ……』

    そういう作りになったら、とても素晴らしい作品だと僕は感じてしまいます。(個人の意見でしかないですが)

    素人意見で長々と申し訳ありません。

    水色鉛筆さんもこれから、水色鉛筆さんらしく、いい作品を世に生み出し続けることを期待しています。

    僕も創作のエネルギーをいただきました!

    今後もよろしくおねがいします!

    作者からの返信

    お読みいただき、ありがとうございます!

    拙作はPV数が亀の歩みで伸びていく中、たまに丁寧なコメントや熱烈なお褒めの言葉などをいただくことがあり、その度に舞い上がって喜んでおります。今回はその中でも特大の喜びです。
    私は作品としての面白さだけでなく、読んで伝わりやすい文章・正しい言葉を大切にしたいと思っています。ですので、こうして「読みやすい」とコメントしてくださり、自分のこだわりを理解してもらえたような、とても幸せな気分です。

    またアドバイスも正鵠を射ており、とても参考になりました。コンテストでも「キャラクターが弱い」というご指摘をいただいており、やはり自分の課題とすべき所なのだと意識することができました。
    ただし、セレイラの理念や、現在の人格の背景にある過去などは、物語が進むにつれて徐々に明らかになってきます。それも含めて楽しみにしていただければと存じます。

    改めて、心のこもったレビュー本当にありがとうございました。こちらこそ、今後も『有明のプロメーテウス』をよろしくお願いいたします。