第6話 唸る汽笛を追って

 俺はヒットマン毒ニス塗り職人オトコ、しがないヒットマン毒ニス塗り職人さ。

 最近は副業で軽めの油そばとかを作って自分で食べてるぜ。

 「最近ブックオフ行けなくて辛い」

 と、まぁ今日は殺しの仕事なんだが、相手はかの有名な陶芸家「なんでもムシャムシャおじさん」だぜ!

 しかしこの俺様は優秀だから、既に毒は仕掛けてあるんだがな!


 「最近思ったんじゃが、猫ってムシャれるんかのう…」

 ムシャ…ムシャ…

 ググギイイ…


 フフフ、まんまと俺様の毒にハマったようだな!

 「まだまだだな、オトコめ…」

 この時オトコは感じとることができませんでした、背後から溢れ出る地獄のようなオーラを…


 はい、母です。

 「なんだぁびっくりした。タコかと思ったら普通にグリンピースじゃないか!」

 紹介します。この人が俺の母の…

 グウウ…ぐるぢい…

 ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

 「さっきからあの人独り言多くない…」

 「私も思った、電車でビチ馬鹿喋ってるよね。」

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