第6話

浴び終わった後、私は千鶴さんにお嬢様の部屋まで案内された。一回来たことはあるけど、内部の構造はかなり複雑なので、具体的な場所を覚えていなかった。

「御機嫌よう。」

「御機嫌よう、レナお嬢様。」

お嬢様は前回と同じようにベットの上で寄りかかっていた。

私はさっきのことでお礼を言たかったが、お嬢様はまた私の考えを見通すように、私を身近くの椅子に座らせた。

「今日は何にしましょうか。」

「はい、  実は今朝図書館で調べてみて、「少女の港」がいいと思って借りてきました。」

「また川端さんの?いいわ、読んでごらんなさい。」

 そして私は本を読みました

「ええ、学校を通うとはこんな感じなの?」

「大正時期のことだから、今の学園生活とちょっと違うかもしれません。」

「じゃ玲奈の学園生活を教えて」

「はい。」

退学していたことを言わず、私は高一での授業、人間関係、日々の思いやり、色々レナお嬢様としゃべりした。

素直に言えばあの頃は楽しかった。高校に入ってただ一週間の間、何人の友たちができて、勉強も順調だし、運動成績もそれなりに悪くない。告白されたこともあるが、ドキドキするような感じがしてなかったから、全部断った。

「腕どしたの?」

私はテンション上がって、口で話たり身振り手振りを加えたりしているうちに、お嬢様が私の左腕に近づいて低い声で言った。

「申し訳ございせん、自分のミスで転んでしまいました。」

「今日は大雨でしてよ?痛くないこと?」

そういいながら、彼女はまたベルボタンを押した。

「ここで医者さんがいるから、一応診察しておいて」

昨日と同じ、ベルボタンを押すとすぐ外からメイドが入ってきた。

今日は黒髪で小柄の子、何というか日本人形と似ている。

「沙織、この子を赤井先生のところまで案内してきて。」

「かしこまりました、お嬢様」


「詩織さんはここで長いですの?」なんとなくメイドに話しかけた。

「先月ここに入ったばかり、この屋敷ことに詳しくないですわ。」と優しい声で回避した。

その後私はずっと黙って医務室まできて、赤井先生は三十代の女性だったことに驚いた。

「ん?ここに客が入るとは珍しいことだ。」

「この方が怪我をして、私は嬢様の命令に従い、彼女をここに連れてきました。では失礼します。」

その後赤井さんは何も聞かず消毒してくれた。

傷口はひどくないので五分ですんだ。

医務室から出て、沙織さんは外にいなかった。周りは誰一人もいないので、私は仕方なく初めて自分でお嬢様のところに行く。

そして私は二階に登ったとたん、妙な鳴き声を聞いた。

「待ってください、音羽様。」誰かが荒い息をついでてこう話した。

音羽様って、昨日の?

「人に見られたらまずいの、アぁー」

「誰でもこないわよ。」もう一人が息せき切っているのがふと聞こえた。



音羽さんって

頭の中であの西洋人形みたいな顔をを思い出した、日本人らしくないけど美人だった。

そして、なぜかこの音羽さんだけにお嬢様の態度が特に尊いと見える。

危険をした上で、私は声の方向に向った。

二階ではドアが閉めていない部屋があって、声はそこから漏れてきた。

私しんとしてその部屋に近ついて、ドアの隙間から覗き見た。

中にはあの音羽さんとも一人名前が分からないメイドがいる。

二人は共に目を閉じて熱いキスをしているそうだ。

その子の上着は脱がれていて、ブラジャーまで解かれて、その大きいな胸がぶるぶる揺れている。

音羽さんは手を挙げて、その子の右胸を揉みながら、赤くツヤツヤした唇で左胸を軽く舐めていた。

気持ちよさそうに、その子はウーウーといううめき声を出した。

なかなかみだれ雰囲気になった、私も誰がきたらまずいと思ったが、誰一人もこなかった。

音羽さんは自分の下着を脱ぎ、その子をひざまづくの姿勢でフェラさせた。

二人は夢中で誰でも私の存在を気づいていなかった。

女の子は左手で音羽のお花を開いていやらしく舐め回した。彼女の右手で自分の股間を撫でた。

いやらしい声を立てつつ、二人の動作もより速くなった。

「逝っちゃう。」

もう終わりそうなので私はこっそり逃げた。

お嬢様の部屋

「お遅いよ、どこか行ったの?」とお嬢様に質問された。

「ちょっと道に迷ってて、申し訳ございません。」

「詩織は一緒じゃないの、それなら仕方ないわ。」

「でものんびりしすぎると、給料もらわないわよ。」

さっきのことより大きな襲撃がきた

居場所を失うのが怖い、あの家にも戻れたくない。

二つのこと合わせて私を混乱した。

「お嬢様、一つのお願いがあります。」

「なーに?」

「ここに泊まらせてください、なんでもします。」

「結構言うね、ここは誰でも住める場所だと思ってるの?」

「でもいいわよ、もう帰る場所がないんでしょう?ここに泊まりなさい。」

「お嬢様、どうしてそれを」

「最初から知ってるわ、あなたの資料、生年月日だけじゃなく、学校を辞めたこと、家族のこと、怪我のこと、私は全部知ってるわよ。」

あっ、思い出した。あの時だ、あの時お嬢様は私を決めた途端に、すぐ一人のメイドがいやそうな表情で彼女の耳元に何かを囁いた。

それはおそらく、私が「悪い子」のことだろう。

やはり、最初からバレてたんだ。

でもどうして全てを知った上で、私を泊まらせたんだろう。

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