4月13日



細やかな霧雨が、朝の曇り空を覆っていた。外を歩いていると、知らないうちに着ている服が思った以上に濡れていることに気付いて、仕方なく傘をさす。こんな中途半端な降り方で傘をさすくらいなら、いっそ大雨になってくれればいいのにと、僕はうんざりしながらそう思った。


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