第2記:首魁

 朝7時起床。洗面所に行き、顔を洗った。台所に行き、湯沸かし器にミネラル水を注いだ。窓外に冬の青空が見えた。天気は好いが、気温は低い。部屋の中なのに寒い。耐えられない。寒がりの俺には辛い気候が続いている。沸き立ての湯でコーヒーを淹れた。シュークリームを食べながら、熱いやつを飲んだ。


 居室に行き、ニンテンドーDSを起動させた。エルミナⅡをやる。我が機械獣部隊は、居酒屋を出て、コントラキオにおもむいた。魔法屋のダガンに「瞬間移動」を唱えさせ、迷路の入り口から、最深部にワープした。

 跳躍後、大広間を真っ直ぐ進み、待ち受けている敵の本隊と激突した。あちらも強力だが、こちらも凶暴な殺し屋たちが揃っている。地獄の決戦は、一方的な展開になった。前衛のガラダ&トロスと後衛のクレオ、二戦士と女忍者が暴れ狂った。撃滅後、敵が切札を切ってきた。

 最後の化物は「ウルナ=ゼフカカ」という名前だった。見た目は凄く強そうだが、実際は、吃驚するぐらい弱かった。いや、こちらが「強くなり過ぎた…」のかも知れない。こうなってみると、どちらが化物なのか、わからなくなってくる。街に帰還し、賛辞を浴びた。ともあれ、ゲームクリア。


 クリア後、身支度を整えた。1週間分の衣類を担いで、近所のコインランドリーへ向かった。洗い立ての衣類をビニール袋に詰め、自宅に戻った。バルコニーの物干し台に脱水ものを吊るした。その後、再び外出した。

 先ず百円ショップに行き、それから、スーパーマーケットに行った。前者で生活に必要なものを、後者で空腹を満たすものを買った。

 帰宅後、風呂場の掃除をした。湯舟に温水を張り、体を沈めた。昼バスほど気持ちの好いものはない。飲酒の衝動に襲われたが、懸命に我慢した。あれは危険である。絶対にやってはいけない。入浴後、愛機を起動させた。〔1月6日〕


♘ガラダK7〔竜人・悪・LV148戦士/HP1052〕装備:両刃の斧

♘トロスD7〔竜人・悪・LV149戦士/HP1059〕装備:エントライ―

♘ダガンG3〔竜人・悪・LV94司教/HP470〕装備:妖祓いの盾×2

♞バジンB9〔魔人・悪・LV87司教/HP452〕装備:魔翼&呪われた盾

♞クレオN3〔妖精・悪・LV95忍者/HP384〕装備:三光剣×2

♞ファルコン〔人間・中立・LV120盗賊/HP593〕イノセントソード

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