正直者彼氏と迎えたとある朝(男性一人用)
(ドアの開く音)
おはよ
…何?先に起きてたら悪いか?
「朝苦手じゃなかった」って?
まぁ得意な方じゃないけど、今日は早く起きれたって言うか
なんでそんな膨れてるんだよ、可愛くねぇぞ?
いった!殴るなよ!!
いだいいだい!分かった分かったごめんって!お前はいつだって可愛いよ!!
ってなんでそれでさらに不機嫌になるんだよ
「寝起きは可愛くないから見られたくない?」
はぁぁぁぁ!(大きなため息)
あのなぁ…別に四六時中可愛いお前を求めてるわけじゃねぇから。
あ?「そこはどんなお前も可愛いよ」って言えってか?
矛盾だらけかよ…まぁそりゃ可愛いお前は好きだけど。
別に可愛いからってだけでお前を好きになったわけじゃねぇし。
それに…結婚したら寝起きの顔なんてしょっちゅう見ることになるんだから、考えても意味ないだろ
なんだよ、今度は急にニヤニヤしだして。
あ…そ…りゃ…結婚くらい考えてるよ
え?まさか俺だけだってことねぇよな!?
あーびっくりした…って。
あ。
笑うなよ!
あ”ーもっと格好いいのやるつもりだったのに!
なぁ、今のってプロポーズにカウントされないよな?
「どうだろうねぇ」ってお前次第だろ!
うわぁ絶対バカにされ続けるやつだこれ…
…っなんだよ!
「今のも十分格好良かったけど」って…
お前、欲ってもんがねぇのか?
やっぱ笑ってんじゃねぇか!
あーあ、もう今のうちにバカにしておくがいいさ!
バカにしてたの後悔するくらい最高に格好いいやつやってやるよ!
覚悟しとけ!
あぁ、プロポーズされるのをだ!
分かったらさっさと朝飯食べるぞ!!
(暗転)
シチュエーションボイス台本まとめ めがねのひと @megane_book
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