第134話 煩悩に塗れた変態乙女、二宮マッマ再び
◆二宮マッマ視点
・エルちゃんのおつかい当日の朝
―――現在の時刻、早朝の4時半―――
「ふふ〜ん♪ もう少しで葵ちゃんのお家〜♪ あそこの交差点を曲がれば直ぐね♪」
今日は久しぶりに一ノ瀬家にお邪魔するの♪ 数日前に葵ちゃんから、【⠀エルちゃんが初めてのおつかいを一人でするんだけど、もし良かったら協力してくれる?⠀】 とメッセージが飛んで来たのよ♪ 即OKと返事しちゃった♡ 葵ちゃんからのお誘い何て滅多にあるものでは無いわ! 明日、南海トラフが来るかもしれないレベルよ!
「エルちゃんの初めてのおつかいかぁ......エルちゃんと会うのも久しぶりな気がするわね〜楽しみ♡ エルちゃんを沢山ぺろぺろしてあげるからね♡ ムフフ♡」
まあ、実の所本当は暇ではありませんけどね。仕事がみっちりと過密スケジュールで組まれてはいるけれど、マネージャーの
「楓ちゃん......葵ちゃん......エルちゃん♡ ぐへへ♡」
今の私を例えるなら、女の子の日......生理を終えた後の性欲に飢えた魔物よ! 私の心の中にある性剣が......封印から今! 雄叫びをあげながら解き放たれようとしているわ!
「ぐすんっ......だって......最近お仕事ばかりで、女の子とイチャイチャ出来てないもん......これは仕方の無い事よ。人間息抜きは大事。お酒と女の子だぁーい好き♡」
まあ、5日前に神奈川のホテルに人気VTuberの1人、音町リンカちゃんを打ち合わせと言う名の名目で連れ込んで襲っちゃったけどね♡
あの時、リンカちゃんに媚薬入りのお酒を飲ませて、良い感じにリンカちゃんが酔って来た所で、私が優しく介抱してあげたのよ♪ それにしてもあの時のリンカちゃんのメス堕ちした顔は良さ味が深いの一言に尽きるわね♡ リンカちゃんが途中で、アヘ顔になりながらも私にお尻を向けるもんだから、私の
「うふふ♡ あんなに乱れたリンカちゃんは初めて見たわ♪」
やはり女の子と手っ取り早く仲良くなる方法は、お互い全裸でベッドの上でコミュニケーションを取るのが一番です!
「あらあら......あの時のプレイを思い出すだけで、股間がこんなにも濡れて来ちゃったわ。替えのパンツ持ってくれば良かった......」
今思えば、自分でも不思議に思うわね。普通の女性なら、異性の男を好きになって愛を確かめ会うのだろうけど、私は昔から男には微塵の興味が持てなくて、可愛い女の子ばかりに惹かれてしまう。あ、でもショタに関しては大好きですよ?
ロリとショタも大好物ですが、やはり多感なお年頃の女の子が好きかな〜私の性癖は相当歪んでると自覚はしているけれど、女同士で百合エッチするのが辞められない止まらない♡♡♡♡
「............」
朝早いので辺りはシーンと静かです。目的地に着くまでは、潔く静かにしていよう。一人でブツブツ喋ってるとヤバイ人だと勘違いされちゃうからね。
本来なら朝早くからお邪魔するのは失礼かもしれないけど、今日は他の方も朝早くから一ノ瀬家に現地入りするそうです。キララさん達も来ると聞いてるけど、他にはどなたかが来るかしら? お土産足りるかな?
「へくち! ううっ......さむい」
お土産喜んでくれるかな? 葵ちゃんと楓ちゃんには、媚薬入りの饅頭とエルちゃんにはお菓子の詰め合わせよ♪ 後は他の方も来ると言う事なので、いくつか菓子折り物を持参しました。
「良し! 今日も1日頑張るぞい!」
――――――――――――
★一ノ瀬家★
あらあら、流石にまだ誰も来てないかな? もしかしたら、葵ちゃん達もまだベッドの上で寝てる? よし、こうなれば一ノ瀬家の寝室に侵入して、私も一緒に寝ちゃお♡ 私と葵ちゃん達の仲だからね♪ きっと大丈夫!
「テッテレー! ピッキング一色セットぉ〜♡」
こういう時もあろうかとピッキングに関しては沢山練習をしたものです♪ 何年か前にノエルちゃんが鬱病になって、部屋から出て来なくなっちゃって、私が強引にノエルちゃんの部屋を開けて分からせて上げたこともありますね。荒療治でしたが、今ではすっかりと元気を取り戻し精力的にVTuberの活動をしています♪
「むむ!? 最新のセキュリティ......!?」
え、何で鍵穴が10個もあるの!? しかも、玄関のドアが防弾性能のある銃弾を撃っても傷が付かないようなとんでもない代物です。これは正面突破は困難ね......他を探して見るしか無いか。これは恐らく楓ちゃんの仕業ねぇ〜エルちゃんを迎えてから段々と過保護になってるわねあの子。
「あらま、3重窓に鉄格子......え、これ侵入するの無理ゲーじゃない? この家いつから監獄みたいになっちゃったの?」
しかし、私にもピッキングマスター(自称)としての意地がある。何としても正面から堂々と侵入を果たして、百合の花園......美少女三姉妹の寝顔を拝んで、チュッチュしてやるんだから♡ 二宮まーやに不可能と言う文字は無い!
―――――――――――――――
「やった! 侵入成功!!」
結局30分くらい掛かっちゃったわね〜やってる事が空き巣そのものだけど、私が盗むのは葵ちゃん達のハート......なんつって♪ 冗談はさて置き、ここからが本番です。あんまり大きな物事を立てると葵ちゃん達が起きちゃうかもしれない。
「にゃー?」
「あらあら♡ タマちゃんおはよ〜♡ 二宮マッマが遊びに来たよ〜ん♪」
「にゃう!」
「よしよし♡ タマちゃん可愛いね〜よぉーし! お姉さんが高級チュールあげる♡」
家の中に入ると白猫のタマちゃんがトテトテと走って来て私を出迎えてくれました♪ タマちゃんがお腹を上にしながら、床にゴロゴロと転がって私に無防備な姿を見せています。タマちゃんのお腹をワシャワシャと優しく撫でてあげると嬉しそうな声をあげていますね♪
「タマちゃんごめんね〜また後で遊ぼーね♡」
「にゃーん♡」
「はい、これチュールだよ♪」
「にゃう!!」
タマちゃんは本当に賢くて人懐っこい猫ちゃんだね。私が言ってる事ちゃんと理解しているようなインテリジェンスな面を持ち合わせてる気がします。人間の言葉が分かるのかなぁ?
「それでは改めて......お邪魔します♡」
いくら葵ちゃん達と仲良しとは言え......これ一応不法侵入になっちゃうわよね。私の小さくて貧相な罪悪感が私に警告をしているわ。でも、今の女の子に飢えた私を止める事は不可能!
「寝室は......くんくん。むむ!? 2階から美少女の香りがプンプンと漂って来るわね♡」
この家の中は本当に良い匂いがします。私の家とは天と地の差だよ......まあ、私の部屋は彼氏(お酒)が沢山あるからしょうがないけども。美少女が住めばそこは都となり、百合の花園になるのはこの世の真理なのです。
「今から私は空気......静かなるは山の如し。美少女を犯すは疾風の如く!」
★一ノ瀬家、寝室★
「お邪魔しまぁ〜す」
あらあら♡ 3人とも仲良く抱き合いながらお寝んねしてるわね♡ 何だか禁断の領域に足を踏み入れたような気分♪ あぁ......2週間ぶりの美少女だ!!
「すぅ......すぅ......」
「んにゅ......zzZ」
「えへへ......すぅ......すぅ」
あぁ......どうやら
「そんな無防備な姿で......私を誘ってるの? 私も混ざろ♡」
こんな狭いベッドで寝るとか羨まし過ぎる! てか、葵ちゃんと楓ちゃんえっろぉぉおお♡ 楓ちゃんに至っては、ブラジャーからたわわに実った爆乳の胸が丸見えよ!? 私も胸の大きさには自信がある方だけど、楓ちゃんの胸を前にすると勝てる気がしないわ......まさに極上のおっぱいだ。楓ちゃんの胸を絞れば高品質な母乳が沢山出そう。
「エルちゃんも成長したねぇ♡ ぐへへ......可愛いしゅぎる♡ チュッ♡」
3人の寝顔を存分に堪能しながらもサイレントカメラでパシャリと寝顔を撮っちゃいました♡
「んん〜」
「あら、葵ちゃんたら......意外と寝相が悪いのね♡」
葵ちゃんに毛布を掛け直してあげましたが、ここでまたしても私の中の欲望が疼いてしまった。葵ちゃんの口が非常にえっちなのです! ピンク色の唇を見てると思わず貪りたくなるような衝動に駆られてしまいそう。しかも、楓ちゃん程では無いけれど、葵ちゃんの形の良い巨乳が揉んで欲しそうな雰囲気で私の方に向けられている!
「葵ちゃんにもチュッ♡」
「んん......」
「お胸の方は〜どれどれ」
「んっ......」
「揉み揉み♡」
流石、楓ちゃんの妹だわ♡ 弾力もあって張りも良く、大きくてまさに世の中の男性達が貪り付きたくなる様な胸をしてるわね。私も今すぐ服を脱いで、葵ちゃんと楓ちゃんの胸に私の乳房を押し当てて感じたい♡ もう私の乳首がとんでもない程に固くビンビンなの♡
「............」
あらあら、股間がまた濡れて来ちゃった......家出る前に自慰行為を沢山して来たけど、またしたくなっちゃったなぁ♡ 幸い3人共スヤスヤと爆睡してるし......むふふ♡
「だめ......止まらない......出ちゃうよぉ♡」
私の穴から沢山のえちち汁が止めどなく溢れて来る。妄想するだけでこんなにも濡れる何て......ええい! もう煩わしい! スカートも脱いじゃお♡
「あぁ......葵ちゃん達が寝てる横でやる自慰行為は何だか背徳的♡ 見られちゃう♡」
いつ目が覚めるか分からない状況でやるオ〇ニーは、スリルがあっていつもより更に興奮しちゃう♡ 乳首もビンビンに元気一杯♡ 今日は黒色のおパンティを穿いておいて良かった♪ だって、濡れてもパッと見だと分からないですからね♪
「変態な女でごめんね......あ♡ き、気持ち良い♡」
「すぅ......すぅ......」
「あれ? こ、これは!?」
ベッドの下から細長い物がはみ出ていたので、気になってベッドの下を覗いて見ると私は唖然としてしまいました。
「これは......」
何とベッドの下にあったのは、沢山の大人のおもちゃだったのです! やはり、楓ちゃんや葵ちゃんもちゃんと自慰行為はしてるんだね♡
「おお〜これ挿れたら気持ち良さそう♡」
しかも、この極太のイボみたいな物が沢山付いたおもちゃ......ちょっと汚れてる。しかも、まだ新しいわね。寝る前に葵ちゃんか楓ちゃんのどちらかが使ったに違い無い。しかし、スイッチを入れて使うと流石に振動の音で、葵ちゃん達が起きちゃう可能性がある。それに今の私のあそこに振動と言う刺激を与えてしまえば......恐らく見事な噴水に......ごほんっ。
「............」
おふ♡ これスイッチを入れなくても十分過ぎる程やばい! 下半部が熱い......少し動かすだけで、とんでもない快感! こんな恐ろしい代物が眠っていたとは......私も通販で今度買っておこう。あは♡ 気持ち良いよぉおおお♡♡♡♡ 酒瓶の丸みを帯びた先端を挿れる自慰行為も気持ち良かったけど、これはこれでしゅごい♡
「はぁ......はぁ......♡」
「んん......ふわぁぁぁああ......ん?」
「あ、葵ちゃん起きちゃったか〜おはよぉ♡」
「ぎゃあああああああああああああ変態!!!!!」
「わぷっ......!?」
葵は驚きのあまり、使っていた枕を思いっ切り二宮マッマの顔面目掛けて投げたのである。
―――――――――――――――
「マッマ、そこに正座」
「申し訳ございませんですた」
「で? マッマ、何でこの部屋に居るの?」
「あはは......何でだろう。美少女の匂いに釣られて来ちゃった♡ てへぺろりんこ♡」
「何だか突っ込む気も失せちゃったよ......勝手に家に侵入した事は、まあ二宮マッマと私達の仲だから大目に見てあげます。だけど......寝室で1人で自慰行為とか何考えてるの! お姉ちゃんやエルちゃんが幸い寝てるから良かったけど......」
葵ちゃんの言う事はご最もです......正論過ぎて返す言葉が何もありません。
「ううっ......女の子に飢えていたの......しくしく」
「本当にマッマは救い用の無い変態さんだなぁ......しかも、こんな朝早くから来る人は流石に居ないよ。マッマもそろそろ大人になろ? 今年でいくつになるっけ?」
「うぐっ......肉体的に言えば、ちょっと盛って18歳かな〜」
「嘘は良くないと思うなぁ〜 って! 28歳でしょ! 盛りすぎィ!!」
何だか葵ちゃんの目がマジだ。この目をしてる時の葵ちゃんに冗談を言うのは、流石に不味い。私と葵ちゃんは長い付き合いだから分かる。
「マッマはいつまでそんな事してるの......女の子のお尻ばかり追っ掛けてないで、そろそろ将来に向けて結婚の事も考えて見たら? 結婚すればもう少しだけマシになれるかもよ? 」
「ううっ......ぐすんっ。現実逃避なう」
「変態なのは悪い事では無いけど......度が過ぎると犯罪者になりかねないよ。私はマッマや楓お姉ちゃんがそう言う風に捕まって欲しくないの」
葵ちゃんの視線が妙に生暖かい......私の事を本当に心配してるような表情です。だけど......私に変態と言う要素を取り除いたら、それは最早二宮マッマは死んだも同然!
「葵ちゃん、HとERO単体ではタダの変態だけど、2つ合わされば
「は......?」
「つまりHとEROは使いよう......変態は時にヒーローになれるのよ!」
「マッマ......変態と変態を足しても変態だよ」
二宮マッマはこの後も葵ちゃんから、愛のあるお叱りを受ける事になるのであった。
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