第113話 性欲の大魔王、白上アリアと襲われる二宮マッマ

 





 ◆二宮マッマ視点





「アリアさん、お部屋汚いけどゆっくりして行ってね♪」

「はい♪ お邪魔しますぅ〜」


 現在の時刻は夜の20時30分。今日は白上アリアさんと私のコラボ配信でした♪ VTuberの中でもお姉さん枠として有名なアリアさん。男性人気が根強く、配信に訪れるリスナーさん達はみんな赤ちゃんになってしまうと言うレベルだそうです。


 でも、まさか終わった後に私の家に泊まりたいとアリアさんが言った時には驚きましたよ。自ら罠......ごほんっ。家に来てくれるとはね......私の今日の性欲は魔物なので、夜はどうなるかは保証出来ませんよぉ? ぐへへ♡


「すぅ〜はぁ......ここが二宮さんのお部屋......えへへ♡」

「あ、あの......アリアさん大丈夫?」

「はい♪ お気になさらずに♪」


 アリアさんはお淑やかで清楚な和風美人。ワガママなダイナミックむちむちボディの持ち主で、お胸のサイズも楓ちゃんと並ぶ様な強者つわものです。


「うふふ♡ わたくし、お家にお泊まりするのは久しぶりです♪」

「そかそか♪ 遠慮せずに我が家だと思って寛いでね〜」


 そう、白上アリアさん......本名は有栖川ありすかわ静音しずねさん。有栖川財閥のお嬢様で、世間知らずな箱入り娘の女の子だ。リアルではガチのお嬢様、配信の時はバブみの深いお姉様なのです。この人からは底知れぬ何かを感じますね。


「黒髪清楚のお嬢様......まだ私の未開拓のジャンルなのよねぇ〜じゅるり」

「あらあら、二宮さんたら......うふ♡」


 黒髪ロングの清楚なお嬢様......やっべ、めっちゃそそるわ! アリアさんに女の子として生まれてきた悦びを先輩として教えてあげなくちゃね♡ この子を私の色に染め上げたいわ♡


「ささ! こっちのリビングへ」

「失礼致しますぅ」

「ごめんね、少し片付けるから!」


 私は急いで物やゴミを片付けて、アリアさんの座れる場所を確保しました。


「マッマのお部屋凄いですわね......何と言う汚部屋ですの」

「ぐふっ......か、返す言葉も御座いません」


 あ、この子思った事を直ぐに口に出すタイプですね。まあ、私の汚部屋も相当な物だとは思うけど。部屋を見渡せばおつまみのゴミや酒瓶に缶のゴミが散乱しています。明日から片付けようと思いながら、結局片付けが出来ないのが現状です。


「アリアさん、本当に良かったの? 自分で言うのも何だけど、正直人間の泊まる様な家じゃないよ?」

「大丈夫です♪ 逆に女子力の欠片も無い汚部屋に泊まれるなんて、中々味わえない経験ですからね♪」

「ぐふっ......なら良いんだけど」


 とりあえずご飯は外で済ませたので、後はお風呂入るだけですね。夜はアリアさんと沢山お話しをして、同じベッドでひとつになる。それが今日の私のシナリオです!


「あ、やらかした。お水買うの忘れちゃったな......」


 こんな育ちの良いお嬢様に水道水は流石に不味いわね......近くの自販機で何か飲み物でも買ってこようかしら。


「二宮さん大丈夫ですよ」

「ごめんね、直ぐにお水を買ってくるから」

「私は二宮さんがお風呂に入った後の残り湯で十分ですので♪」

「............ん?」


 ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!? どゆこと!? え、私がお風呂に入った後の残り湯? 何事も無かったかのように真顔で言うので少しビックリしてしまいました。


「二宮さんの残り湯でスープを作りましょう♪ きっと素晴らしい出汁が出来る事でしょう♪」

「そ、そうかなぁ......あはは」


 やばい、アリアさんもしかして結構やばいお人? あっち系の特殊な性癖の持ち主なの!? もしかして、私が今まで出会って来た中でかなりレベルの高い変態さんなのかしら?


「へっくしゅん......! あ、ティッシュお借りしますわね」

「待って、アリアさん......それ私のパンツ」

「あらぁ? これは失礼しました。ティッシュはこちらでしたね♪」


 ん? アリアさん今、どさくさに紛れて私の脱いだ洗濯してないおパンティーを鞄に入れなかったかしら? 私の目の錯覚かな?


 やばい。いつも変態と言われている私でも、この子は流石に手に負えないかもしれないわね。私はとんでもない子を我が家に招き入れてしまったのかしら?


「二宮さん、せっかくなら一緒にお風呂入りませんか?」

「入りましょう!」


 あ、美少女からの魅惑的なお誘いに反射的に反応してしまいました。まあ良いでしょう......白上アリアさんの豊満でむちむちなエロスティックなボディを堪能出来るなら......ぐへへ♡


「お風呂場はこっちだよ〜」

「はい♪」


 アリアさんをお風呂場へ連れ込むと、何の恥じらいも無くアリアさんは服を脱いで、生まれたままの一糸纏わぬ姿となりました。


「脱いだ服はどちらに置けば良いでしょうか?」

「こっちのカゴの中に入れておいて〜後で洗濯するからね♪」


 うひょおおおお! 何と言うデカイおっぱい! 形の良い安産型の美しいお尻にけしからん太腿......リアルとキャラクターとの差がそんなに無いと言うのが凄まじいですね。この光景を見た男性なら鼻血を出してイチコロです。


「わ、私も負けてられないわ!」


 そうよ。バブみ系VTuberの1人として、ここで白上さんに負ける訳には行かないわ! 私だって身体には多少の自信があるのですから!


「二宮さんのお胸......素晴らしいですわね♡」

「はひっ......!?」

「あらあら、こんなに勃たせて......しょうがないお胸さんです♪」


 この子......何と言うテクニシャンかしら!? 私の乳房の先が、かつてないほどにビンビンに勃ってしまいました。少し触られただけで、こんなにも感じてしまうなんて......しかも、いやらしい手付きで手慣れた様子。


 この子本当に箱入りお嬢様なの!? まるで沢山の女性を相手にして来た歴戦の猛者と相見える様な感覚です!


「二宮さん、私がお身体お流し致しますね♪」

「う、うん......ありがとう。私も流すね♪」


 負けてられないわ! 私だって数多くの女の子を落として来たのですもの! 私に落とせない女の子はこの世に居ないわ!


「二宮さんの髪の毛お綺麗ですね♪」

「アリアさんの黒髪も美しいですよ♪」

「ありがとうございます♪ あら? お股が汚れておりましてよ?」

「んん!?」


 え、嘘......この子何の躊躇いも無く私のあそこに指を突っ込んで来たわ!? まるで電撃が走ったかのような衝撃......腰が砕けそう。


「糸引いていますねぇ、あらあら、まだイクのは駄目ですよぉ? まだ夜は長いのですからね」

「ひゃあんっ♡ そ、そこは駄目......んん!?」

「ぺろり♡ これが二宮さんのお味......そうだ! このえっちなお汁でスープを作りましょう♡」

「はい......!?」


 や、やめて......まだ私......そんな!? 私の中にアリアさんのか細い指が入って来る。まるで電マを最大出力にして、一番敏感な所に当てられているかのような。


「ら、らめぇ......出ちゃう......何か出ちゃうよぉぉおお!!」

「あら、もう出ちゃいましたか。まずは二宮さんの穴の中をお綺麗にしますね」


 私も只でやられる訳には行かないわ! アリアさんも女性......敏感な場所何ていくらでもある筈です!


「ここよ! 秘技! 【乳首責め】」

「うふふ♡」


 何と言う胸の弾力と柔らかさ......何かアリアさんの身体から良い匂いが......急に眠くなって......


 気付けば私の意識は暗い闇の底へと堕ちて行きました。






 ―――寝室―――





「んんっ......」

「あらあら、二宮さんお目覚めですか♪」


 あれ? 私......さっきまでお風呂場に居たよね? 何でベッドに横になっているのかしら?


「二宮さんがお風呂場で寝てしまったので、失礼ながら二宮さんの全身を綺麗に洗わさせて頂きました♪」

「え!? てか、アリアさん何で裸エプロンを!?」

「こう言うのがお好きなのかなと♡」

「うん、良さ味が深い......じゃ無かった! 何で私、手錠を掛けられているのかしら!?」


 身体の不自由が効かないと思えば、ベッドに私の手足を手錠で拘束されていました。まさか、アリアさんがやったと言うの!?


「わたくし、女の子が大好きですの♪ 好きで好きで......ワタクシの物にしたくなってしまう。学生の頃からエロゲーや百合同人誌や官能小説を読みまくり、それでも抑えきれない欲はお金と権力を使って、可愛い女の子を私の部屋に監禁したり......じゅるり」

「ま、待って......アリアさん落ち着いて!」

「え、お〇ん〇んですか?」


 あかん、この子はやばい。確か、楓ちゃんが白上アリアには気を付けた方が良いと言ってたわね。今になって、その言葉の真の意味を知る事になるとは......この子は魔物何てレベルでは無い。大魔王よ!


「これを見て下さい♪」

「ん? そのタッパーの中身は何!?」

「二宮さんのえちち汁ですよぉ〜お風呂場では激しかったですね♡」

「ふぁっ......!?」


 いつの間にあんなに搾り取られたと言うの!? 夜の魔物と言われ恐れられた私が......こうもしてやられるとは!


「それで〜二宮さんが寝ている間に台所を借りてスープを作ったのです♪」

「う、うん?」

「二宮さんと私の女の子汁を使った......コンソメスープ♡」

「えっ......」


 もう色々と思考が追い付かない......私とアリアさんの女の子汁で作ったスープ!? 冷静に考えて見るとそれはヤバくない!?


「ごくっ......ごくっ......ん〜♡ 美味し♡ 二宮さんにも口移しで飲ませてあげますね♡」

「や、やめ......んん!?」

「くちゅ......くちゅ......んん♡」


 コンソメの風味のスープとアリアさんの柔らかな唇が......私の中にアリアさんの舌とコンソメスープが流れ込んで来ます。私の脳内は思考停止状態......アリアさんの乱れた鼻息きが私の鼻腔をくすぐります。


「今日は色々なおもちゃも持って来ましたの♪」

「あ、あぁ......」

「誰も邪魔する者はおりません。一緒に気持ち良くなりましょう♡」


 私の胸がアリアさんにちゅぱちゅぱと吸われています。それと同時に私のあそこの穴の中にも何か入ってくる感覚。お腹が熱くてキュンキュンする。


「二宮さん......美しい顔。本当にこの世の中は、可愛い女性が多過ぎて困りますね。私の欲望が段々と増すばかり......」

「あん♡」

「1人でイクのはズルいです。私も気持ち良くして下さいまし」


 気持ち良過ぎて頭がおかしくなりそう! 私の赤ちゃん部屋にアリアさんが入室しようとしている!


「女の子同士なら、問題無いですよぉ〜これを見て下さい♪」

「そ、それは......」

「わたくしが特注で作らせた......女の子に快楽を与える特殊な材質で出来た棒です。これで共に......イキましょう♪」

「そ、そんな大きな物は流石に......」

「これはボタンを押すと10段階で出力を変える事が出来るのです。しかも、棒の先がウネウネと動いて女の子が一番激しく感じる角度になるように作られており......まずは実践ですね♡」


 嘘でしょ!? そんなもの挿れられたら......私!


「ああああああああぁぁぁ♡」

「これは凄い代物ですよ♡」


 全身に迸る電流......痙攣しながら無意識に腰も動いてしまう。こんな快感はかつて味わった事がありません!


「あらあら、天井にまで二宮さんのえちち汁が着いちゃいましたね」

「は、はひ......ら、らめぇ」

「見事な噴水です♡」


 や、やばい......アリアさんの前ではなすすべも無く、何もする事が出来ないとは......


「うふふ......あはははははは♡ 気分が良いですわ!」

「え、アリアさん?」

「この雌豚が!」

「あん♡ あ、アリアさんどうしたの!?」


 まるで人が変わったかのようにアリアさんの表情が、急にヤンデレみたいなゾクゾクするようなお顔に変わりました。先程までの穏やかな口調とは一転して、少し激しい口調に変わったのです!


「二宮ちゃん〜もっと股を広げなさい。これは命令よ」

「は、はい......!!」

「私の穴と貴方の穴を連結させるわよ〜この棒を使って、一緒にイキましょう♡」

「ああああああああああああああああぁぁぁ♡」

「はぅ......♡」


 私の身体とアリアさんの身体にお互いの女の子汁が飛び散りました。アリアさんの表情は迸るエクスタシー溢れるかのようにエロさが際立っています。


「アリアお姉様とお呼びなさい♡」

「あ、アリア......おねえひゃま」

「聞こえないわよ!」

「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛♡」


 激し過ぎる! こんなに気持ちの良い女の子とのえっちは初めて♡ 逆らえない......身体が無意識に反応しちゃう!


「ああああああああぁぁぁんんん♡」

「私のあそこも触って♡」

「はい♡」


 そして、二宮マッマと白上アリアの激しい夜はまだまだ続くのであった。

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