第18話 イチャイチャ
「よし! 取りあえずベビーカーは使えそうだね♪」
「――――――♪ ―――♪」
「うふふ……エルちゃん~そろそろ降りよっか」
私はベルトを外して、エルちゃんを抱っこして床に降ろしました。エルちゃんはお口に指を咥えて、名残惜しそうにベビーカーを見つめていました。
「エルちゃん、お出掛けする時にまた乗ろうね~♪」
「――――――!!」
さてと、他の物を出す前にお皿洗いがまだ途中です。私は台所へ向かおうと歩き始めましたが、何とエルちゃんが私の後ろをトコトコと付いて来ております。
「羨ましい……楓に懐いてるじゃん」
「ぐへへっ……もう♡ しょうがない子でちゅね~エルちゃん、一緒にお皿洗いましょうね~お姉ちゃんが教えてあげる!」
「――――――♪」
手取り足取り、エルちゃんに丁寧にお皿の洗い方を教えてあげるのです♪ エルちゃんにはこれからまだまだ教える事が沢山あるけど、まずは少しずつ慣らしていきましょう。そのうち言葉も何とかなると思います♪
「楓、私はこのダンボール片付けて置くね」
「明美ありがとう! ごめんね~」
荷物の方は明美に任せて置きましょう。そして私とエルちゃんは手を繋ぎながら、台所へと向かいました。
「エルちゃん、まずこれが洗剤だよ。エルちゃんがさっきピュッピュッして遊んでた物ね。そしてこのふわふわの物がスポンジって言うの。スポンジに洗剤を掛けて泡立てるんだよ~」
「――――――!!」
「おおっ! そうそう! エルちゃんえらいえらい♪」
「えへへ……」
エルちゃんがドヤ顔で胸を張っております。この姿を待ち受けにしたいくらいです! エルちゃんはやっぱり賢い子かもしれませんね。言葉は分かりませんけど、私の言いたい事を何となく理解してるのですから♪
「――――――??」
「じゃあまずこのお皿からね~お姉ちゃんの真似して見てね。はい、ごしごし~♪」
「――――――♪」
「あらま、エルちゃん~汚れここに付いてるよ♪」
「――――――!!」
「そうそう♪ ほら綺麗になりましたよ~♪」
私とエルちゃんはこの調子で、お茶碗やお皿を順調に洗って行きます。エルちゃんは小さなおててでお皿を落とさないように一生懸命洗っていました。
「そしてこれはお箸で、こっちはコップだよ~」
「お……はち?」
「おおっ!? そう、そうだよ! エルちゃん! これはお箸だよ!」
「んぅ? お……はち……おはち! おはち!」
エルちゃんが初めて日本語を話しました……噛んでしまったのは、舌っ足らずの幼い子に良くあるあるです。この調子で少しずつ言葉を覚えさせて行き、いつか楓お姉ちゃんと呼んでもらうのです!
「エルちゃん!? お箸振り回すのは危ないから、めっ! だよ」
「――――――。」
「うん♪ よしよし~良い子でちゅね~♪ じゃあ最後にこの綺麗な布で拭いてお終いだよ~」
「――――――!!」
エルちゃんはお箸を拭いて、笑顔でぴょんぴょんと飛び跳ねて喜んでおります。助けてください……もう私の理性及びHPは残り1です……
「駄目よ……落ち着くのよ私……よし、一旦深呼吸しよう。ヒーヒーフー」
「――――――??」
エルちゃんが私の事を不思議そうな表情をして、上目遣いで見つめております。私の心臓が音を立てて早くなるのを感じます。可愛いを通り越していっそエルちゃんを襲いたいと言う欲望に駆られそうになっております。胸が苦しいです……
「はぁ……はぁ……やばい、今すぐベッドに連れ込んで部屋の鍵をして、イチャイチャしたい。エルちゃんの全てを……」
「――――――??」
私の下着が濡れているかもしれません。身体が媚薬を飲んだ時のように熱いです。
「楓! 片付け終わったよ! じゃあ早速DVD見ましょ……どうしたの? 何か顔が危ない人になってるわよ? ははん……さては」
「いや、大丈夫よ! 私はいつも通り……ひゃあんっ!?」
何といきなり明美が私のスカートをめくり、直に触って来たのです! いくら女性同士だからって、いきなりは酷いです!
「楓……もしかしてエッチな事考えてたの? 下着濡れてるわよ?」
「だって! エルちゃんが可愛いんだもん! もうイチャイチャしないと私の不治の病【ロリコン】は治らないわ」
「自分で言うな……やれやれ、久しぶりにあれやっちゃう?」
明美は口元をニヤリとしてから、私の胸を鷲掴みにして来ました。明美も私と同じでこちら側の人間です。同じ百合が大好きな同志なのでした。
◆
「はわ……」
僕はさっきまでお姉さんと一緒にお皿を洗って居たのですが、洗い終わってからお姉さんの様子が少しおかしいのです。
「お姉さん……そんなに息を荒らげて、熱があるのですか? 大丈夫ですか?」
「――――――!!」
「どうしよう……熱がある時は、ヒール草を煎じて飲ませないと」
そして僕は信じられないような光景を目の当たりにしてしまいます。別の部屋の方からお姉さんの知り合いの女性が来て、お姉さんのスカートを捲って下着を撫でているのです!
「ふぁっ!?」
僕は驚きの余り咄嗟に目を背けてしまいました。
「え……どういう事なの……女の人はあそこを撫でてあげると熱が治るの?」
「――――――はぁ……はぁ……♡」
僕が目をギュッと瞑っているとお姉さんの喘ぎ声が聞こえて来ます。僕はどうしても気になってしまい、目を開けてチラッと見てしまいました。
「っ!?」
もうこの光景は完全にアウトです。女の子同士がエッチな事をするなんて……何だか見てるこっちも身体が熱くなりそうです。
「――――――♪」
「え? ちょっと待ってください! ヒィッ……!?」
お姉さん達の目が突然僕の方へと突き刺さります。僕は嫌な予感を感じたので、その場からこっそり退散しようと試みたのですが、お姉さんに抱っこされて強制的に別の部屋へと連れて行かれました。
◆一ノ瀬家 寝室◆
「お姉さん!? 落ち着いて下さい! ぼ、僕はこう見えても男なんです! こういうのは行けないと思います!」
「――――――♪」
「っ!?」
僕の唇がお姉さんに無理やり奪われてしまいます。もう一人のお姉さんの知り合いの女性もベッドに乱入して来ました。僕はベッドの真ん中へと寝かされた後、左はお姉さんで右はお姉さんの知り合いの女性と挟まれた状態となりました。
「ぷはっ!? お姉しゃん……ひゃっ!?」
「――――――♪」
僕の身体は痙攣を起こしたかのように、激しくピクピクと動いています。何と左右からお姉さんに耳を口でパクッと咥えられてむにゃむにゃとして来たのです!
「あ、あぁ……」
お姉さんの手が僕のパンツの中に入って、指先が禁断の領域に入って来ようとしております。もう片方のお姉さんの知り合いの女性は、僕の服の中へ手を入れて胸をなぞる様に触って来ました。
「何で……こうなった?」
◆
「エルちゃん♡ 女の子同士だから問題無し! これはスキンシップなのよ~♪」
「言葉は分からなくても、百合えっちは全てを解決するってね♪ エルちゃんも大きくなったら、経験する事だからね~少し気持ち良くしてあげる♡」
現在私と明美はエルちゃんの身体に抱きついて、あれやこれやとしております。
「エルちゃんの身体ぷにぷにしてて柔らかい♡ 私も小さい頃はあそこもこんな感じに柔らかかったのかな」
「楓、この子顔がうっとりしてるわよ? そろそろ堕ちたかな?」
エルちゃんの顔が真っ赤です。最初は恥ずかしいかもしれませんが、直ぐに慣れます。初心なエルちゃんが可愛い♡
「エルちゃん~これがお姉ちゃんの胸だよ。柔らかいでしょ~♪」
「――――――!?」
「んんっ♡ 女の子の身体は敏感な場所が多いんだよ」
私はブラジャーを外して、エルちゃんの小さなお顔に胸を近付けて見ました。エルちゃんは激しく動揺しており、反対側に目を背けますが、その目線の先には明美が服を脱いでスタンバイしているので、エルちゃんには逃げ場はありません。
「相変わらず何したらそんな胸大きくなるのよ」
「え〜何もしてないよ? 気付いたらここまで成長してた」
「私にも少しくらい寄越しなさいよ!」
「きゃっ!? 明美落ち着いて! そんな激しく揉まないでよ!!」
明美は私の胸を両手で鷲掴みにして揉んで来ました。私もやられたらやり返す主義なので、明美の胸を揉んでやろうと思ったのですが……
「……」
「ちょっと! 何その目は!? 私だって寄せたらこんなにもあるのよ!」
「明美……大丈夫。世の中小さいのが好きと言う人も居るから……」
「そう……その生意気な口を喘ぎ声に変えてやるわよ!」
「ちょっと! 明美! それは反則よ!」
明美がベッドの近くに置いてあった棒状の物を私のあそこに突き刺して来ました。私はお腹に力を入れて口元を必死に押さえました。
「楓は、全世界の貧乳を敵に回したのも同然! あっ……手がすべちゃった♡」
「っ!?」
何と明美は棒状の物に付いているスイッチをわざと押して、棒状の物が激しく振動で震えております。明美は、私の無防備な濡れたあそこに慈悲もなく棒状の物を突っ込んで来たのです!
「ら、らめぇ……」
「あ、また手が滑りそう♡」
明美は悪魔ですか!? それ以上出力を上げるのは反則です!
「ふっ……これくらいで許してあげるわよ♪ これ以上するとベッドが大変な事になりそうだからね」
「はぁ…はぁ……いずれ倍返しにしてやるぅ……」
さてと、お見苦しい所もお見せしてしまいました。さて、ここからはエルちゃん成分を補給しましょう。恥じらう姿のエルちゃんも尊いのですが、うっとりした顔のエルちゃんも見たいですね♪
「ぐふふ……エルちゃん♪ お姉ちゃんが女の子の遊びを教えてあ・げ・る♡」
「――――――!! ――――――!?」
「大丈夫……すぐ慣れるから」
そして私とエルちゃんと明美でベッドの上で、あれな行為をして気付けば数時間が経過しておりました。
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