第11話原点
俺といっしょに華山さんが来た。家デートである。エロいものは、押し入れにしまった。
「エロいもの押し入れに隠してるでしょ!」
ばれた…!
「スレンダーな美人がタイプか、南原君は私みたいのがタイプなのね」
意外と冷静だ。
「驚かないの?」
「私も普通に読むから。こんなにガツガツした内容じゃないけど」
「そうなんだ…!」
「そんなことより普段から部屋キレイでしょ、ホコリがないもの。昨日一晩でやったものでわないわね、悔しい負けた…!」
俺は勝ったらしい。
「今日はいっしょに俺オススメの漫才やコントを見よう」
「いいわね、最近のやつ?」
「そうだよ」
「今日はとことん笑うわよ!いっしょにね!」
彼女は魅力的に笑った。
彼女は腹を抱えて笑った。
俺も全てを忘れて笑った。
夜になった。
「今日は華山さんに見せたいものがあるんだ」
「なに?」
「君の動画の続き」
俺は打ち上げ花火とアナルバイブを取り出した。
「垢BANされたあと落ちこんでやらなかったやつだ!」
「今その続きが見れるよ!生で!」
俺は打ち上げ花火にアナルバイブを差し込んで火をつけた!
倒れて地面を這うアナルバイブと花火!石垣に炎がぶつかって爆発した。
俺たちは爆笑した。
「スランプなんてふっとんじゃった!」
「俺も!」
いいギャグができそうだ。
「これは俺たちの新しい原点になる!そうだろ華山さん!」
「そうだね南原君!」
「ギャグづくり再開だね」
「うん!」
お互いのギャグの健闘を誓って別れた。
サア!ギャグつくるぞ!
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