第3話華山ユイの実力

歓迎会、その最後に

「ボクシング奮闘記会長がんばります、をやるわ!」


「ボクシング教えて?エロ本買ってこないと教えてア~ゲナイ!」

「20キロメートル先のコンビニを往復した塾生に会長から衝撃の一言が!!」


「こんなのボクのほしかったエロ本じゃないやい!!」

「じゃあどんなのがいいんですか?」

「会長がこの後とんでもないことを言い出した!!!!」


「ロリがアンアンいってるのがイイノォ~」

「100キロメートル先の本屋を往復した塾生に会長から意外な一言が!!」


「しこるから出てってもらえます?」

「10分後もういいだろと戻った塾生に戦慄が走る!!」

「まだ終わらないから、ボクのちんちん遅いんだ」


「センズリを見てしまった塾生から優しい一言が!!」

「EDなんじゃないすか?」

「この発言に対して会長がとんでもないことを!!」

「あっいきそうアッアッ~」

「オオオオオオオアンアンアンアンアッアッ~」


「塾生の前で果ててしまった会長が身も蓋もないことを!!」

「だって…だって………気持ちよかったんだもん!!!!我慢できなかったんだもん………!ふえええ」


「泣いてしまった会長に非情な一言が!!」

「そろそろボクシング教えてください!」

「この後会長から驚きの一言が!!!」

「ヤダ!眠たい」


「会長俺はこのボクシングジム、糞だから辞めます!全員同じ気持ちです!というかエロ本ぐらい自分で買え!!」

「この後会長から哀願の一言が!!!」

「これからはエロ動画にするからやめないで」

「そういう問題じゃあないので」


華山ユイのネタが終わった。いままでのセリフは彼女から発せられたことばである!

オッサンの野太い声色を出すあたり普通ではない、華山ユイのオンリーワンである。

「華山さんあんた最高だよ!羞恥心を笑いのためにここまですてられるなんて!!」


「羞恥心をすてるぐらい誰でもできるでしょう、笑いのためなら悪魔に魂を売ってもいい」

覚悟が凄い、華山ユイはどんな人生を送って来たのだろう。恐くて聞けないと感じてしまった。




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