第2話ギャグ同好会
旧校舎一階の端にギャグ同好会はあった。
華山ユイがまっていた。
「一癖も二癖もある人の集まりよ埋もれないようにね」
俺は入った。
「ウマが擬人化したコンテンツのエロ同人を見るのはダメなのだぁ」
と言いながらその同人をみてボッキしてる奴がいた。俺に気づいて、
「ぼくはサブカルギャグが得意な本田雅人だ。よろしく」
握手したくないが握手した。
「それちがうだろ、それちがうだろ…あっ新入りかいま痛くなくて音が出る突っ込みの練習してたんだ!佐原完治、よろしく」
「これが同好会の部員よ南原君!」
そう言いながらエアガンを乱射している。
「銃いたいからやめて、いいかげんにしろ」
佐原はオモチャのロボットのロケットパンチで対抗している。
「ニートニートニートクズニートはサイコウだぜ!」
本田のギャグが始まった!
「クズニートが体育館の使用権をかけて女子小学生と勝負、小学生にチンコをシュートして圧勝、共同でいかがわしい行為のために放課後集まって、シアワセなキスマークが身体中にできまくる」
「身体をめちゃくちゃにされてクズニートなんかに身体を許したのはイケメンだったから」
「イケメンでもそれはないだろ!イケメン無罪はうらやましいぞ」
エアガンの乱射が止まらない。
「実弾入りの銃を撃って半殺ししたい」
頭がおかしい会話が続く!
「みんな、あなたのギャグを待ってるわ!」
よし、覚悟を決めるぞ!
「俺はウンコ製造機見習いの南原純です。撃ち殺すぞ」
「でた、二番煎じの南原純、これが空気を読んだギャグよ。見習いましょう」
華山ユイは乱射をやめた。
「新入りの歓迎会にこれやるから、頭おかしいと思われてしまって、なにがいけないのかしら」
「エアガンの乱射だよ!」
「突っ込みのキレがいいわ佐原くん」
歓迎会でこれか………!なんてサイコウなんだ!
ギャグをミキサーにつめこんだギャグ地獄がそこにはあった。明日からたのしみだ!
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