応援コメント

第14話:認めざるを得ない」への応援コメント


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    実際に「世間体」で異性との結婚をする同性愛者や両性愛者がいるというのがね・・・。
    しかも結婚したはいいけれど、同性への性的欲求が抑えきれなくなり、出会い系アプリで「既婚」「子持ち」の男たちが同性との身体の関係を求めているという。

    ただ、そういう人が目立って見えるのは、やはり同性愛は異性愛に勝てない、という「負け意識」もあるんですよねぇ。実際、男女の浮気なんていくらでも巷で溢れているわけで。それが「同性」なのか「異性」なのかの違いでしかないということを最近になってやっとわかるようになってきました。

    この国では結婚は不可能だし、外国で結婚が実現したとしても子どもを持つのは相当ハードルが高い。異性と結婚すれば、社会的な偏見も、社会的制度の壁も、生物学的な障壁もいろいろと楽になります。悲しいかな。だから余計に同性愛者が異性愛に向ける感情は複雑です。

    この「やっかみ」の感情って、なかなか根深いものがあると思います。私もセクシュアリティだけに関わらず、世間の「普通」からだいぶ外れて生きて来たので、こういう感情に陥る気持ちは嫌というほどわかります汗

    作者からの返信

    私は同性愛者であり異性愛者でもあるのですが、海と同じく異性に対して恋愛感情を抱く自分に嫌気が差します。前にも言いましたが、私自身ヘテロフォビアであり、バイフォビアなところがあることは自分で自覚しています。ですが、皮肉なことに、そんな醜い感情が無かったらこの作品含めて拙作のほとんどが生まれていません。
    妬み、憎しみ、差別心、呪い……そう言った負の感情も、自覚して上手く付き合っていけば悪くないものだと思っています。
    呪いと書いてまじないとも読めますしね。
    いつか、自分の中の呪いが誰かの心を守るまじないになるように。そんなことを願いながらこれからも執筆を続けていこうと思っています。