私の一生分の愛を貴方へ捧げます。

@anatadakewo

第1話 自分と貴方の話


貴方にはじめて出会ったのは幼稚園の頃だったかもしれない。お互いの祖父が仲が良く地域のお祭りに連れて行ってもらった時が、はじめて貴方に会った時。



でも、幼稚園のクラスがずっと違ったため全くと言ってもいいくらいお互い無関心だったし興味が無かった。







そんな、私たちが話すようになったのは小学校3年生の時。私は学年で1番可愛い子の金魚のフンをしていた。


その頃の私はその子の隣をずっとついて歩いていた。その子は顔も可愛いくて運動も出来てとても愛嬌のある子だった。でも、隣を歩く事で周りからその子と自分が比較されるようになっていった。



私はタレ目にくせっ毛で体型は普通。女の子らしい見た目だったがとても男勝りな奴だった。誰にでも優しいその子と口の悪い私。変な組み合わせだとよく言われました。


小学校3年生の後半。私は周りから比較されるのが嫌になってその子の友達をやめました。私は昔から変な考えの持ち主で、新しく寄生先を見つけないと!と1人でいる子を探しました。
















そこで見つけたのが隣のクラスの由依です。由依はフワッとした長い茶髪に気の強そうな顔、少し背の高い女の子でひとりっ子だったためか少し変わった子でした。










この時の私は、


彼女が私の7年間もの長い片思いの相手になるなんてこの時は微塵も思っていませんでした。







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私=「真緒」まお

男勝りな性格で口が悪く見た目とのギャップが激しい。


貴方・彼女=「由依」ゆい

The女の子って感じ。目が猫目でキツく見えるため睨んでいるように見える。本人はとても気にしてる。

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