第17話 小説家の道は1つではない。

2021年10月現在。

まだまだ、書籍化によらない小説家への道は難しいと思います。

今でも専業で生活できる作家は少ないのですから当然でしょう。

副業でやるのなら良いかもしれません。

書籍化の手間も必要ではないのですから。

そもそも、出版社が高ポイントの作品を書籍化するのは購買者を見込んでの事です。

ですが、直接読者から金銭を受けられるのならば書籍化するメリットは低くなります。

また投げ銭が普及すれば、より多くの書き手の利益になる。

例えば1000人しか喜ばない作品しか書けない作家がいるとします。

当然書籍化もされないでしょうし、書店にも並ばない。

ですが、その1000人から1000円の投げ銭を得る事が出来、手数料を考えなければ100万円の収入になります。

これは単価1000円で1万部発行の印税が10%の書籍に相当します。

今後書籍化しなくても小説で生活する事が可能かもしれません。

もしかするとランキングが高い作品よりも、低い作品の方が多くの収益を得る可能性もあります。

カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+、マグネットマクロリンク等の書籍化しなくても直接収益を得られるサイトが増えました。

また、新たに収益が得られるサイトが増えるようです。

徐々にですが変わっていくと思います。

それに、Twitterでクリエイター支援のための投げ銭機能が実装されたようです。

投稿サイトで書いて、Twitterで宣伝をしつつ直接支援を受ける事も可能かもしれません。





小説家になる道は1つではない。




まあ、そういう事なのでしょう。

以上でエッセイを終了したいと思います。

今後は何か思いついたら書くかもしれません。




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