第8話 自分が望む小説サイト

2018年10月、自分は紙の書籍を出さずにwebで稼ぐ小説家を目指す事を始めました。

もちろん、専業ではありません。

さすがにそこまでの冒険はできない。

そもそも、何冊も書籍を出している方ですら専業の小説家は難しいのだから当然です。

さて、書籍化をせずにwebのみで稼ぐわけですが、正直に言ってサイト頼みになります。

自力で小説サイトを立ち上げるのは現実的ではなく仕方がなかったりします。

ではどのような小説サイトが良いかというと必須なのは2点です。


・投げ銭がある。

・広告収入が得られる。


以上です。

webで稼ぐなら電子書籍を個人で出す方法もありますが、折角書いた小説をより多くの方に読んでもらいたい。そのため、基本無料が望ましいと思ったのです。

他にもあった方が良いものとして、必須ではないですが以下のものがあります。


・表紙と挿絵が挿入できる。

・誤字脱字の修正がしやすい。


特に表紙と挿絵は出来る限り欲しい。

前にも書きましたが、収益を得る以上は書籍化した小説に負けないものを作りたい。

それに自分は長文のタイトルが好きではありません。

しかし、小説家になろうでは長文のタイトルにしないと読者がクリックしてくれないのでやむをえないところがありました。

ですが、表紙を付ける事ができるのなら長文にしなくても表紙で読者の目を引くことができる。

つまりタイトルを長くしなくても良い。

それが表紙が欲しい理由だったりします。

ちなみにタイトルを「暗黒騎士物語 勇者を倒すために魔王に召喚されました」から「暗黒騎士物語」に戻しましたのもそういう理由だったりします。

もちろん、表紙を用意するのは大変です。

ですが、表紙を用意する事ができるのも才能だと思います。

才能がある人がより目立つのは仕方がない事ではないでしょうか?



そして、マグネットマクロリンクとノベルバは自分の理想を満たしていませんでした。

以下両サイトについて語ります。

まず、マグネットマクロリンクには広告収入がない。

また、紙での書籍化という悪手を行っています。

紙での書籍化は費用が高く、収益性に乏しい。

投げ銭サイトなのだから、投げ銭で収益を出すべきである。

そもそも、作者としては書籍を買ってもらうより、その金額の投げ銭の方が利益がある。

在庫リスクを背負うべきではない。

また、どうせやるのなら書籍化を飛び越してコミカライズを選択すべきでした。

もちろん紙ではなく電子コミックです。

その分を他に使うべきだったのにいらない事にお金を使ってしまった。

経営は大丈夫なのかかなり心配だったりします。

他にも理由があるでしょうが、現在マグネットマクロリンクの公式はほぼ動きがありません。

そして、ノベルバは投げ銭がなく、またアプリで読んでくれないと広告収入が入りません。webのみで生活できるノベルバーを作るのは無理そうです。

挿絵も不可能であり、そこもマイナスです。



正直に言うと移転先は1つの方が良かった。

しかし、投げ銭と広告収入のどちらもあるサイトは2018年時点ではないようでした。

仕方がないので2サイトに移転したのです。

理想的なweb小説サイトの登場を待たねばなりません。

こうして2018年は終わりを迎えます。

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