第3話 高卒社員から天使へ
「高橋さん、この資料、あなたが書いたんですか?」
俺の名前は高橋侑真だ、会社内で平をやっている。今、何が起きているだって?こいつは俺の上司だ。行っちまえば老害かな。俺のことを高卒の低学歴野郎だと思っているやつだ。社員内では普通に仲良くやっていないが友人は一応いる。高校生の友人たちは皆、大学に来やがった。まあ、高卒で正社員になれたのはこの会社に感謝はしているが、こいつには感謝なんぞしてないからな!!
「はい、そうですが何か?」
「はぁぁ、誠意やまじめさが感じられません手書きでやりないさい、だから、高卒は使いないんだよ...」
上司がニヤリと言った。社内はクスクスと笑い声が聞こえる。そもそも、手書きでやれって古すぎだろ。他のやつらには何も言わないのがマジでむかつく。こうして上司の説教が30分止まらずに聞かされた。
◆◆◆◆◆
仕事を終えて、家に帰っている途中自販機でジュースを買おうと思った。硬貨を自販機に入れて、コクコーラを買おうとしたんだ。すると出てきたのは、光っている十字架印のラベルが入った、小瓶だった。怪しすぎるだろこれ。ラベルを見ると「聖水」って書いてあった。家に帰ってくると、この小瓶を観察した。そこには、「これを飲むと身を清められます。」はい、絶対に怪しいって。普通なら飲まないよな?俺はその小瓶を冷蔵庫に入れた。そして俺は飯を食って酒を飲みながらゲームをした。俺は週末だからって言って、酒をがぶ飲みした。
「たっくよお、あのクソ上司、、、マジで許さねえよヒック」
いつもの感覚だ、頭が真っ白になって、気持ちいい。
「そうだ、あの小瓶を飲んでみよう」
俺は冷蔵庫のある所に行き、小瓶を手に取り眺めたんだ。寝室に行き。小瓶の蓋を取った。やはりめっちゃ光ってる。飲むのが怖くなった。なんか、光ってるもん怖いもん、お前らだって怖いだろ?って俺誰にしゃべっているんだ?酔いはかなり恐ろしいものだった。
「漢は度胸だ」
俺は小瓶を口元に運び、それを飲んだ。少しドロってして気持ち悪かったが味は正直言うとうまかった。一瞬で小瓶の中身が無くなった。俺は飲み終わったあと何が起きるのかと警戒してたが何も起きなかった。
「なんだ、ただのジュースか」
ポケットからスマホを取り出してベッドに横になった。数時間後俺は寝落ちした。
◆◆◆◆◆◆
翌朝、なぜか体がしびれていた。すると、スマホに電話がかかってきた。
「もしもし?」
『もしもし、じゃないよどうしたの一週間も会社を無断欠勤して』
「え?」
思わず腑抜けた声が出てしまった。電話の相手はくそ上司だ、しかし、一週間もたっているなんて記憶もない。急いで日付を見た。一週間もたっていやがる。やばくね。
『え?じゃないですよ今日、会社来るんですか?』
「すみません、今ちょっと混乱しててわからないですけど。一か月の有休をとってもいいでしょうか?」
『一か月?はぁぁああ、分かりました、ただし、条件があります、休んだ分はサービス残業してもらいます。』
「分かりました」
俺は電話を切った。何気なくテレビをつけたら、興味深いニュースが流れた。
『速報です。収容していた
この男、見た目がそんな怖くないのに
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