第13話 ケンルーがいない102戦目
「よし、お前ら。行くぞ!」
「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
先日話し合ったメンバー、そして、トレーニングもして完全復活したダンベラーが
武器を持って出発した。出発した先は、とある谷だ。あそこへ、今日、少人数の
供を連れて、ドゥテルダが来ているらしい。あの時と同じように、たくさんの
作戦をたてた。そして、何日もの月日を使った。そんな一行が今、ここを発った。
目的の的は、ただ1人。大魔王・ドゥテルダだ。リーダーは、ライラー。
副リーダーは、ガウルサスとユレイラシスだ。銃は、高性能のものを使い、厳しい
テストが続いた。そして、弱いものはメンバーから外された。この軍団は、もはや
最強軍団なのだ。今、ひたすら歩いている。かなりの根回しを今回もした。
今、この世界で内乱が起こっているとか、誰かが裏切るとかのデマを流したり、
ドゥテルダが世界を統一するとか、最強だとかして、あえてドゥテルダを高めたり。一部の城を明け渡したりもした。そして、物資もしっかりともった。これ以上の
準備はない。もうすぐ谷に着く。
谷では、ドゥテルダが、酔っていた。酒は、酒豪、アリラスが渡したものだ。
そして、今、供回りは、完全に酔っている。
「今だ!かかれぇい!ドゥテルダを討ちとるのだ!!」
「お~!!」
「な、なんだ?何が起こったのだ?おい、ああ・・・」。
酒に酔ってふらふらしている、ドゥテルダらを、準備万端のライラーたちが一気に
攻めた。勝敗はもはや決した。ドゥテルダの首はライラーたちに渡った―—―!
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