第7話 対魔王の会議
「なるほど。つまりはそういうわけなんですね」。
アリラスから、魔王・ドゥテルダについて聞いたダンベラーは、何かを考えた。
「ってことは、ドゥテルダを討てば、他のやつも降伏するかもってわけですね」。
「ああ、そういうことだ。ううっ痛い・・・」。
「大丈夫ですか?早く病室に戻りましょう」。
そして、ケンルーは一回病室に戻る。
次の日———ケンルーは、皆を呼んだ。対魔王のための会議だ。ライラーたちも
みんな起きた。だが、みんなが無事だったわけではない。体が強いわけ
ではなかったものは、死んでいった・・・。
「さて、魔王・ドゥテルダを倒すために、みんなには集まってもらった。それぞれの
意見を聞かせてもらいたい。ドゥテルダを倒し、平和を実現しようじゃないか」。
「よし、まずは、魔王の陣営を探るのが先だ。相手を知り、己を知ればすべて
勝つことができる」。
初めに意見を言ったのは、ライラーだった。
「いや、その前に、武器など、戦う準備を先にするのがいいですよ」。
ダンベラーが言う。
「いや、その前に、人員をもっと増やすのが先だ」。
今度は、アリラスが言う。
「まあ、その上で、陣営を探ろう」。
「そのためにも武器でしょ?」
「人員募集のための宣伝もせねばならぬな」。
そして、初めはバラバラだった意見もだんだんまとまってきた。そして、話し合いの
結果がコチラだ。
・まずは、人員募集のため、宣伝をする
・それと同時に、武器作る
・スパイを選び、スパイ活動をする
・そして、十分まとまったら、また作戦会議
・・・・・・・・・
という通りである。ケンルーたちのドゥテルダ討伐計画が始まる―—
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