第4話 ’’私の’’蓮に彼女が!?

蓮「ただいま~」

優希・風香「おかえり~」

二人ともいつ見ても美人だ。ヤンデレでさえなければ完璧なのだが……

優希「10時間12分14秒ぶりだね」

風香「いやいや10時間12分13秒だよ~」

ヤンデレでさえなければ……

愛「こんにちわ」

優希・風香「!?」



<回想シーン>

蓮「実は俺の姉妹はヤンデレで……」

愛「ヤンデレって?」

蓮「」(今のお前だよ!!)

蓮「それはだな……」


愛「ふーん、ヤンデレって恐ろしいわね……」

蓮「」(今のお前だよ!!)

蓮「いいか愛、間違えても私の彼氏とか言うなよ」

愛「わかったわ!」





優希「蓮君、そのメスは?」

蓮「おいおい、メスって……」

蓮「この子はだな……」

愛「蓮君の妻です!」

そうそう俺の妻……妻!?

優希「へぇ~」

風香「なるほどね~」

ヤバい……二人ともどす黒いオーラが出ている……

それに……

蓮「優希、とりあずその日本刀置け……」

優希「はっ、つい私としたことが……」

蓮「」

蓮「風香、硫酸を調合するな……」

風香「はっ、つい私としたことが……」

蓮「」

愛「蓮君とは激しい関係でして……」

蓮「」

優希・風香「あ?」

蓮「ち、違うんだこれは……」

ここにまともなやつはいないのか……

優希「ま、まあいいわ。とりあえず中にあがって」

愛「は~い、行きましょう旦那様♡」

愛は挑発するように言った

優希・風香(チッ)

どうしよう黒いオーラに黒いオーラが混ざってる……



優希「要は、お前が勝手に’私の’蓮君に彼氏になるように迫ったと……」

愛「まあ、そうとも言えますね」

蓮「いえ、そうとしか言えません」


風香「」じー

風香は人づきあいが苦手なため、タンスから半分だけ身をだして見ている

蓮「風香もなんか話してみたら?」

風香「う、うん……」

風香「さっき言ってた激しい関係って……」

ただのロリのくせにいきなり、なんてこと言うんだ……

愛「そうですね、例えば……」

愛「朝から(木に引っ掛かったハンカチをとるもらうため)、カラダで(自分の魅力を※ただ軽々しく木に登っただけ)分からせられたり」

優希「朝からカラダで分からせられたり!?」

うん、明らかに悪意のある言い方だよね

風香「まずは二酸化硫黄を酸化させて」

うん、何をしてるのかな

愛「それからですね」

愛「(あとをつけられていたから)路地裏でスガタを暴かれたり……」

優希「路地裏でスガタを暴かれたり!?」

うん、お前はもう黙ってろ

風香「これに水を足して硫酸の完成!!」

うん、だと思ったよ


優希「でもね、蓮君」

優希は前かがみになって自慢の胸を強調してきた

蓮「ど、どうした?」

優希「こんな貧相な身体の子より私の方がいいわよ♡」

愛「あ?」

風香「そうだよ!この子私より年下のくせに胸ないよ!」

愛「あ???」

愛「べ、別に胸が全てではないですし……」

愛「って言うか……」












愛「蓮の彼女になれなかった’負け犬’さんたちは、黙っててください♡」

優希・風香「あ?????」

ああ、これからこれからどうなるんだろう……


つづく




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