第3話

今日は俺と響、別々で帰った。


響は春華と放課後デートをするらしい。

リア充爆ぜろ!!


俺は今日の夕飯何にしようかな〜、そういえば2日後の配信で何話せばいいのかな、

とか考えながら歩いていると誰かが後ろからぶつかってきた。



「どーん!」


「どわっ!危なっ!」


何とかギリギリ転ばずに済んだ。

すると急に視界が真っ暗になった。


「だーれだ!」


聞き覚えのある声、そしてこのスキンシップの激しさ、更にこの大きなおっpゲフンゲフン


なんでこいつがここにいるんだ?


「お、おい鈴離れてくれ」


「せいかーい!正解した先輩には景品として私が贈呈されまーす!」


「返品していいか?」


「ダメでーす。そんな最低なこと言う先輩には買い物に付き合ってもらいまーす」


「ちなみに拒否権は?」


「あると思ってんですか?じゃあ行きますよ、セ、ン、パ、イ!」



どうやら俺に拒否権は無いらしい。


こいつの名前は市川 鈴、中学の後輩だ。

髪は茶色のショートカットで顔もまぁ可愛いと思う。

あぁ、あと身長は女子の中では大きい方だと思う。


「で、どこに行くんだ?」


「そーですね〜、じゃあショッピングモールに行きましょ、先輩!」


なんだかこいつを見てるといつも虐めたくなってくるんだよな。

俺ってSなんだろうか。

ちょっと虐めてやろ。


「それはデートのお誘いってことでいいのか?」


「へっ?え?あっ、えと、その〜」


鈴は顔を真っ赤にしてうろたえている。

うむ、実に面白い。


「冗談だよ。お前が響のことを好きなのは知ってるし。」


そう、こいつは響のことがsk「違います!」


「え?」


「だから違うって言ってるんです!それに、私あの人少し苦手ですし。」


おっとぉ〜、まさかこの世に響が苦手な人がいるなんて驚きだ。


「そ、そうなのか?すまなかった。」


「それに私が好きなのはゴニョゴニョ」


「え?なんだって?最後の方聞こえなかったからもう一度言ってくれ」


「なんでもないです!さぁ早く行きますよ!」


俺は鈴に引っ張られながら、この近くで1番大きいショッピングモールに向かった。


「うわぁ、やっぱここでっけぇな、てか久々に来たな」


「まっ、先輩は一緒に来る友達なんていないですもんね!」


「てめぇバカにしてんのか、友達くらい居るわ!」


「え、そうだったんですか?てっきりぼっちで寂しい高校生活をしてると思ってました!」


怜斗は心に深い傷を負った。


「よーし、帰るか!」


「ちょ、すいませんって〜先輩ー帰らないでくださいー!」


この後鈴に無理やりショッピングモールに入らされた。


「じゃあ先輩!服買いに行きましょ!服!」


「えぇ、要らなくない?」


「要りますよ!先輩素材はいいんですから、オシャレしなきゃ!

それに私服だってジャージとかヨレヨレになったTシャツしかないんでしょ!」


「何故知ってるし」


「中学からそんな感じでしたし、それに先輩ファッションとか興味無さそうだし、あと流行とかわからなさそう」


その通りなんだが最後のは要らなくないか?

俺だって流行ぐらいわかるわい!


あれだろ?今は鬼を斬る漫画が流行ってんだろ?


とか考えているうちに目的地に着いていた。



「じゃあ先輩これとこれと、これ、あとこれ持って試着してきてください!」


鈴はどこからか服を持って来て俺にそう言った。

俺はその服を持って試着室に入った。


「な、なぁ鈴この服ちょっと俺には合わなくないか?」


「何言ってんですか!すっごい似合ってますよ!じゃあ次はこれ着てくださいね!」


「え、まだ着るのか?」


「当たり前ですよ!じゃあ着といてくださいね」


俺は人間から着せ替え人形にランクダウンしてしまったようだ。


俺は鈴に6着くらい試着させられ、その中の1着を買った。


なかなかに長かった。

女子の買い物って長いよな。


この後俺らは適当にブラブラしてから飯を食って帰った。


ちなみに響は彼女の家で手料理を食ってくるんだとさ。


彼女の手料理って憧れるよな。

まぁ俺は一生食べれないだろうけど。


「じゃあそろそろ帰るか」


「そうですね」


俺はしっかり鈴を家まで送った。

さすがにもう暗いからな


「じゃあまたな、鈴 今日は楽しかったよ」


「あ、あの!先輩!」


「ん?」


「ま、また!ショッピングに誘っていいですか?」


「う〜ん、どうしよっかなぁ」


そういうと鈴は少し悲しそうな顔をした。


「わ、わかったいいよ!いつでも誘って!」


「あ、ありがとうございます!」


「でも毎日とかはやめてくれよ」


「はい、分かりました先輩!」


「じゃあな」


「はい、また!」


そう言って俺たちは別れた。


家に着くと響から電話がかかってが来た。


『今日春華の家に泊まってくわ!』


『了解、朝飯もそっちで食う?』


『あぁ、食ってくる』


『なぁなぁ怜斗聞いてくれよ!春華の作る飯めっちゃ美味くてさ!』


『へぇへぇ、そうですかじゃあ切るね』


『あ、もうちょい話聞いてくr』ブチッ


惚気が始まりそうだったから切ってやったわ!


この後俺は風呂に入ってテレビを少し見て寝た。


あ、そうそう響のチャンネル登録者が41万人に増えてたんだけど、増えすぎじゃない?


俺配信に出たく無くなってきたんだけど、、





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

読んで下さりありがとうございます!


なんと初めてレビューコメントが付きました!

いえーい笑


あと沢山フォローして下さりありがとうございます!


ハートも嬉しいです!


やっとこヒロインのひとりを出せましたね。

あと登場人物のキャラ(性格)が定まってなくてヤバいんですけど笑


あと次配信パートです!


アドバイス、誤字脱字などがあったら教えてください!















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