第六十六話
「ククク……。チカラガ、ツキノチカラガ、ミナギッテクル……。クラエ!」
すると清三の胴体、両腕、両脚の前面から無数の光の矢が
すると清三は今度は、
光壁!
やはり清三の前面から無数の光の矢が発射され、市之進を襲った。市之進は再び
この
しかし、ことみは勇気を
ことみは、左右の『
「喰らえ、
右手の『陰』で清三の左脚を右から左へ斬り、左手の『陽』で清三の右脚を左から右へ斬った。ちょうど清三の両脚を、左右から
攻撃された清三は、ことみに攻撃を放った。
光壁!
すると清三の胴体、両腕から光の矢が発射された。しかし数が少なくて、壁のようにはならなかった。ことみは
そして叫んだ。
「ねえ! 光の矢って、攻撃を受けた部分からは発射されないんじゃないの?!」
すると市之進は、それならばと攻撃した。音波を放ってから二回、
音波、
ぎゅいいいいん、ぎゅいいいいん!
二つの
「グッ?!」と、よろめきながらも清三は今度は、市之進を攻撃した。
光壁!
すると今度は、清三の胴体から光の矢が発射されて市之進を襲った。しかし光の矢の数が少なかったので市之進は、音波で全ての光の矢を消滅させた。
市之進も叫んだ。
「やっぱり、そうだ! 攻撃を受けた部分からは、光の矢は発射されない! 清三さんの攻撃力は、確実に落ちた。誠兵衛君、攻撃するなら今だ!」
清三は胴体からしか光の矢が発射されないことに
光速の軌跡、つばめ
しかし『光』の
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