第三十六話
だが
「くくっ、
重助は、『
すると重助と
「ば、
するとこの時を
「スキあり!」
『重』は、登の右肩を
登は、うめいた。
「くっ、体を
「今だ! 喰らえ!」と重助は、『重』を
斬!
重助の
重助は『重』で『
「見たか、
●
美玖は、考えていた。
考えている美玖に平志郎が、にやけ顔で言い放った。
「ふふふ、どうした
美玖は、無表情で答えた。
「良かろう、ならば見せてやろう! 『
すると平志郎は、叫んだ。
そして平志郎も同様に、上段、中段、下段の左、真ん中、右に突きを繰り出し、九つの衝撃波を相殺した。
美玖は考えた。斬、薙ぎ払い、はともかく絶対死まで相殺されるとは……。これが『白虎』の神通力なのか? ならば『白虎』の神通力を
すると平志郎は、言い放った。お前は今、考えているな、『白虎』の神通力の正体を。ならば教えてやろう。『白虎』を握っていると相手が、これからどんな動きをするのかが、見える。だからお前と同じ攻撃をして、お前の技を相殺することが出来る。
『白虎』は
美玖は決めた。小さな衝撃波が
「喰らえ!」
またも平志郎は、叫んだ。
予見!
するとやはり平志郎は左から右へ、『白虎』を振るった。そして美玖と平志郎の間で、『白虎』が大きな衝撃波を相殺した。
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