第4話 古びた本

「道に迷ったけど、なんとか辿り着いたね。」


「はあー、そうだね。早く入ろう。」


 図書館に入り中を見渡した。


「広すぎる。この中から探すのか…。」


「はあー。受付の人に聞こう。」


 受付に向かい伝説の草"それは草"の載っている本はないか質問した。


「その探している草が載っているかは分かりませんが図鑑でしたら二階の方にございますよ。」


「ありがとうございます。二階に行ってみたいと思います。」


 二階へ行き莫大な量の本を見て絶句する。


「なんで一階よりも広いんだよ。」


「はあー。頑張るしかないよ。」


 この莫大な量の本の中から探すのはかなり根気がいる。しかし、今頼れる物がこの図書館のみであるため、覚悟を決めて2人で手分けして探し始める。


 そして進捗が進まず日が落ちそうな時だった。


「ンクンク見つかった?」


「はあー。見つからない。」


「そうだよね。量が多すぎ…ん?あそこにある本他の本に比べて年季が入っているように見えない?」


「はあー、本当だ。見てみよう。」


 ジャムタが見つけた本に近づく。


「この本、めっちゃぶ厚いし所々破けてるね。」


「はあー。今まで見てきた本の中で、載ってそうな気がする。」


 そして1ページずつ確認していく。

 本のページ数が残り僅かとなってきたその時ついに“それは草”の文字を目にする。


「あった!ンクンクやっと見つけた!」


「はあー。まさか今日中に見つかるとは思わなかった。」


「よし、早速読んでみよう!」


 

 遥 昔 いい伝えられている何者でも

 死から蘇 せると 伝説の

 た がそれぞ 草である

 かわら している。

 絶対に ては ない だも

 に”それは草“を使用す と

 を使用 生き返 。

 使 方法 そ 草を死ん の前で上

 モーリーファンタジ ア!」

      と叫 こと 効果が する。


 採取場 霊樹 生い 入ったものは

 2度と を

 ないと 、 て

 そうだ。

“それ 草”は森の に行く てい

 しかし、 は百年

 誰も見つけ ない。


 284




 

「ところどころ文字が消えているせいで読みにくいけどなんとなく分かるね。よし、メモしよう。」


 無事に見つけることができた目的を達成したため明日に備えて宿に帰り早めに寝ることにした。



 みんなが寝静まった頃 ???の家


「貴様、何故それを使っている。」


「これがないと************ことができないんです。」


「我が作った掟を破るということは我に逆らうと捉えて良いということだな。」


「ちっ違います!そういうことではな「黙れ。」


「我の言うことが正しいのだ。こいつを捕らえて牢に入れておけ。」


「はっ!」


「くそおお!はなせ!!!」




「あっ、お父さんが…。」




作者から

 それは草について載っている本を読むシーンに関することですが、下書きと投稿された方の余白が大分違っていますね。私も見たのですが文字が消えてる感がないです。文字が読みにくいところは空白があると思って読んでいただけたら幸いです。






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