ガガーリックタウン編

第1話 それを求めていざゆかん!

「よし。準備できた!」


 この少年、バスティング・ジャムタは"それは草"

 という伝説の草を求め今旅に出ようとしているところだ。


「ジャムタ、忘れ物よ。」


 お母さんがメガネを持ってきて差し出してきた。


「僕はこれからコンタクトにするんだ。あの日からそう決めたんだ。」


 頭にトカゲのもんかーが頭をよぎる。


「まさかメガネがからコンタクトに変えるなんて昔のジャムタからはかんがえられなかったわ。友達からもコンタクトに変えればと言われてもメガネがいいと一点張りだったのに。」


「そんな昔のことはいいんだよ。」


 お母さんと他愛ない会話を交わした。


「じゃあ行ってきます。」


「いってらっしゃい。」


「気をつけるんだぞ」


 横から急に声が聞こえてきて声がした方を振り向く。


「お父さんいたの。」


「ひどい。いいわれようだ。」


「まぁいいや。今度から行ってきます!」


 そして元気よく家を飛びだした。



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