第29話 もうやめて!彼のライフ(文字どうり)はもうゼロよ!
おかしいなぁ……ミーヤ……絶対にどっかに………あ。
居た。しかも何か凄いブツブツ言ってる。何だろう。
「…………………(ボソボソ)。」
え?何?何か……聞こえる?
「消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ…………。」
わぁい。……………これは……
「完了…。消去する。『ディザスター・インフェルノ』。」
ゲ、知らんけどスゲェ名前してる。アカンやつやな。離れとこ。
「
ん?ギルマスとミナも射程範囲に入ってね?え?ミーヤさん?
「危なっ。」「ワワワッ⁉︎」
何か凄いどす黒い色の炎が飛んで行った……。つかギルマス避ける時の声が明らかに女子、って感じがする。まだ精神年齢は幼いらしいもんね。
「ギル兄?変な事考えてない?」
「いや全く!」
危ねぇ……。女の勘怖し。何で分かんの?
「ア・イ・ノ・チ・カ・ラ♡」
「うぇえ…。」
無茶苦茶だな。つかこんな時にふざけてやがる。
「ねぇミーヤちゃん!危ないでしょ!」
「いえ、私の射程範囲に入っていた方が悪いです。出番が終わったんならどいてください。」
ミーヤさんいつもの「〜」は?「〜」はどこに行ったの?
「ムゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
少しお怒りのよう。一応まだ敵が目の前にいるんだけどね?
「ゴ………ガァァァァァァァァァァァァァ!!はぁ…はぁ…はぁ…。今度はコッチの……番だ……。」
「えぇぇ。体力お化けかよ……。」
「ム?その根性は称賛に値する…。だが、お前。自分の怪我の具合も分からぬ者は、そこから進化しないぞ。」
「あ”?そんなモン自分が一番わかってんだよ……。このままで終われるか………。」
執念が凄い…。めんどくさいタイプの人間だ。これは面倒なタイプの人間だ。うん。よくわかる。
目が……目が狂信者のそれだ…。いつかは忘れたけどどっかで見た事ある。うん。
「あの人が……あの人が必要としてんだ。俺は……それに応えなきゃならねぇんだよ!」
「あの人……?誰だそいつ…。」
「ウオオオオオオオオオオオ!!!」
あ、これ狂化だわ。きつ。
「グルウァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
っ耳が………。ヤロウ……。
「いってえだろうが!ふっざけんな!」
動き出す前にボディに一発いれる。
「グオアッッッッ!」
壁にまた陥没した。雑魚が。
「…………私の事、忘れてない?」
「「「「あ。」」」」
変な女の方の事全く気にしてなかった。
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