それでも君はまだ妬む?

第7話 それでも妬む君達へ

 リスクアセスントに二章分紙面を割いて話してきた。

 私の予想なら、賢い学生諸君、あるいは諸兄等はこのページを

見ていないだろう。

 つまり、これから記述することの有用性はほぼないということになる。


 だが、本書の目的は一つ。リア充を妬まないことである。

 妬んでしまう人間というのはストレスを抱えていたり、

不安に苛まれていたりする。


 つまり物事の詳細を見て、正しく評価する力が弱くなっているのである。

 偉ぶって語っている私自身も感情を制御することが苦手だったりする。

 偉そうに言っている私がこう言うのもお笑い種であるが、

 完璧に全てを割り切って生きていくことが出来るなら苦労しない。

 むしろ人間を育てるのは喜びといったプラスの感情だけではない。

 妬みや僻み、憎しみ、怒りという感情も人間を育てるのだ。

 妬むのは無駄という言い方をしたが、結局この負の感情を

どう生かすかが肝要なのだ。


 さて。そんな話をした所で君達に一つ問いたい。

 今、何かしていることはあるか?


 漫画を読みまくる、アニメを見まくるでもいい。

 ひたすらグラビア雑誌を眺めてエ〇いことを想像するもよし。

 なにか、自分でも依存しているなと思うくらい

打ち込んでいることはあるか。


 多分。ないだろう。


 何かに打ち込んでいる人というのはその事に対して、

 省エネ思考を取るようになる。

 不要な情報を省き、自分のなすことだけに

エネルギーを注げるようになるのだ。

 

 極端な例を出すが、クラス内で他のカップル達がラブホテルよろしく

いきなりセッ〇スをし始めても気にしないのである。

 まぁ。ここまで酷かったらわいせつ物陳列罪とかなので、通報をすると思うが。

 第三の選択肢としては混ぜてもらうとか?

 最後のことをするくらいなら異性に好かれる努力をした方がおすすめだ。

 なんでかは割愛させてもらうが。


 方法論において極論だけで話を進めるのは不誠実であると感じたので、

実例を交えて説明させてもらう。


 つまり、私のことである。

 著者マイケル・フランクリンは先進国の中ではそこそこ悲惨な人生を

過ごしている。

 幼い頃はてんかんに苦しめられて眠ることに恐怖感を覚え、

中学生の頃には部活でのコミュニケーションに失敗して虐められてしまう。

 私の中ではサッカー部の人は差別主義者だと思っていた時期があったりした。

(当たり前だが、サッカーをやっている人間全員が全員、差別主義者ではないと

自覚しているので安心して欲しい)

 とかだ。

 あくまで主題はリア充を妬まない方法だ。

 これ以降のことは他に機会があれば話していきたいと思う。

 

 思ったより不幸話が長くなってしまったので、どういう風に

マインドを獲得したかということについて語っていくことにする。


  よければ私の他の作品である

「エロ本から始まる神話大戦」を読んでいただければ幸いである。

https://kakuyomu.jp/works/16816700427052983041

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