第6話 セッ〇スのリスクアセスメント 経済編
前回は出産しないという選択を選んだ場合の話をした。
今回は出産したらどうなるかという話をしていこう。
まず一つ目のリスクを考察していこう。
ライフプランが崩れることだろう。
どういうことかというと、子供を育てるために進学を諦めて
就職しなければならなくなるからである。
進学するという選択肢を捨てざるを得なくなるということの
リスクはかなり大きい。
モラトリアムを猶予したかったなぁ的なリスクは置いておくとして、
経済的なリスクが大きい。
様々にあるが、一番顕著に差が現れるのは
生涯年収格差だろう。
https://hoken-room.jp/money-life/6775(保険ROOM様より)
高校卒業者の生涯年収は1億4964万円
大学卒業者の生涯年収は1億8626万円
大体4000万円ほどの開きがある。
この差はどのように作用するかを考察してみるとする。
子供を育てるのに掛かるお金から見てみるとしよう。
一般的に子供一人を大学に行かせるまでの費用は3000万円程度。
そこから養育費を足すことを考えると
三人家族世帯の平均月収26万円だとして3864万円。
計6864万円のお金を使うことになる。
それを先程の生涯年収で考えると、
高校卒業者は生涯年収の66%を使うことになる。
つまり一人以上の子供を養うことが難しくなる。
そして大学卒業者の生涯年収では約50%。
少し無理をすれば二人目の子供と産んで育てることが
出来るかもしれない。
賢い方なら資産運用を並行しているので、その差はもっと顕著かもしれない。
資金16%以上の差というのはライフプランの選択肢を狭めるには十分だ。
常にこのようなリスクを無自覚に
抱えているということは理解していただけただろうか。
よければ私の他の作品である
「エロ本から始まる神話大戦」を読んでいただければ幸いである。
https://kakuyomu.jp/works/16816700427052983041
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