第5話 セッ〇スのリスクアセスメント 望まない中絶編
次に考察するリスクは非常に当たり前のものだ。
子供が生まれるということ。
それは本来、とても喜ばしいことなのだが、
学生にとっては避けたい事態となっているのが一般的だ。
何故避けるべきかというのは学生出産が大変だったりするというのが
想像出来ているからだと思う。
具体的にどう大変なのかという話に移っていく。
漠然と認識するだけではなく、きちんとリスクを把握することは
生きることにおいて必要な能力であるのだから。
さて。
結婚もしたこともなければ、まともに交際したことがない私達にとって
出産することというのは非常に考えにくい。
なので出産するリスクというのを二つに分けてみることにした。
産むリスクと産まないリスクである。
今回触れていくのは産まないリスクである。
産むリスクに関しては後半で語っていきたいと思う。
出産しない場合のリスクは産む場合と比較して少ない。
単純に考えて自分と彼女が虐められるリスクと
出産中絶をした場合に関する彼女側の精神影響である。
虐められるリスクというのはランダム性がある。
なんなら同情的になってくれて、虐められないかもしれない。
だが、出産中絶というのはそう簡単に行かない。
出産中絶するにはいくつかの方法があり、それは出産が
発覚する時期によって違ってくる。
ここで細かく話すのは本稿の目的とは違うので単純に言うと
妊娠初期(12週未満)は比較的痛みの少ない方法で中絶することが出来る。
妊娠12週〜22週未満ではお金も掛かるし、辛い手術をすることになる。
といった感じだ
これを読めばこの手術をしたら、解決するとか考えるかもしれないが
そんなに甘くない。
中絶した後も生きていくのだ。
その時に彼女は出産中絶してしまったことで心が深く傷つくかもしれない。
下手したらそれを苦に自殺することがあるかもしれない。
思春期の女子にとって衝撃が大きいことだというのは想像に難くないだろう。
そういう面で妊娠中絶は非常なリスクがある。
性交渉する際にはいくら気をつけていても、
そうなる可能性が常にあるということを考えておかなければならない。
私としては父母に祝われながら生まれてきてほしいと思う。
子供には罪はないのだから。
このように、彼女側に酷い苦痛を与えてしまうのだ。
本当に愛しているというのなら、先のこともきちんと考えて
行動すべきだと、釘を刺しておく。
以上で前編を終了する。
よければ私の他の作品である
「エロ本から始まる神話大戦」を読んでいただければ幸いである。
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