第87話  カルシュタイン側まとめ(ネタバレあり)

カルシュタイン公国・・・北部にマルティニキア。北東部にナイメリア。東部にマルメディア。南部にヴァレーゼ。西部にオクシタニア。内陸国。

首都パルドゥベルク。


レオポルト6世・・・カルシュタイン公。フェルディナント6世の次男。父と兄の急逝で即位した。


レオポルト2世・・・初代カルシュタイン公。カリンハル西部で二重課税を実施。大半を自らのポッケへナイナイした卑劣漢。カルシュタインイン公よりも家格が上のイン・バイルシュタイン侯爵がいたにもかかわらず、何故かカリンハル西部貴族に担ぎ上げられて旗頭となり、カリンハル東部諸貴族連合軍。マルメディア王国軍に勝利し、カルシュタイン独立を果たす。


フェルディナント6世・・・東カリンハル戦争に勝利し、カリンハル全土を掌握。カリンハル王を僭称し、ミコスブルク大司教の執り行なう即位式をせずにカリンハル王冠を被ったが、2ヶ月後に落馬事故で死亡。


カール2世・・・父の急逝で即位。即位式を行わずにカリンハル王冠を被ったが、4ヶ月後に狩猟中の事故で死亡。


アンネリーゼ公・・・マルティニキア国王妃。フェルディナント6世の姉。カール2世、レオポルト6世とは、伯母、甥の関係。


フォン・ベーム・・・侍従長。


マンフレート・イン・バイルシュタイン侯爵・・・イン・バイルシュタイン家の初代当主。マルメディア国王ヘルムート2世の嫡男。400年前、弟オットーに王位を簒奪される政変により王都から当時辺境の地だったバイルシュタインへ追放される。


クロートヴィヒ・イン・バイルシュタイン侯爵・・・元大蔵大臣。オストラヴァ=ミーステク家嫡流。爵位はともかく、家格はカルシュタイン公レオポルト6世、マルメディア王ハインリッヒ3世よりも上。マルメディア国王の継承権を有していると主張する学者もいる。


ヴィルヘルム・イン・バイルシュタイン男爵・・・法務大臣。次期オストラヴァ=ミーステク家当主。


マルガレーテ・イン・バイルシュタイン侯爵令嬢・・外務省マルメディア局局長。ステファナ・ダイクストラの偽名でマルティニキア王国第二王女ユリアーナ公の侍従となる。ユリアーナ公がマルメディア王妃となった際、ユリアーナ公付き侍従のままマルメディアへ入国。マルメディアでの秘密工作を指揮。鉄道事故で死亡。


ファン・デ・ポール・・・陸軍大佐。情報局第三部勤務。ゲルハルト・アイヒンガー、エルンスト・カミンスキ等の偽名を用いて、マルメディア、レヴィニアで活動。マルメディア官憲に逮捕起訴され極刑判決が下されたが、司法取引の結果、減刑。現在、マーヒトレンク拘置所にて収監中。


フォン・ゲーリケ・・・陸軍中佐。リヒャルト・クラカウアーの偽名を用いてマルメディアで活動。逮捕起訴され、極刑判決が下された。死刑執行済み。


アベル・マイヤー・・・陸軍少佐。在キュタヒヤ カルシュタイン大使館勤務。在マルメディア時代に国王暗殺未遂に関与。キュタヒヤの首都イシュコダルのマニサ記念公園で射殺体となって発見される。


クルト・メルダース・・・陸軍中佐。陸軍大学教官。在マルメディア時代に国王暗殺未遂に関与。射殺体となって発見される。


フォン・ブラウン・・・外務省マルマリス局。在マルメディア時代に国王暗殺未遂に関与。射殺体で発見される。


フォン・ノイラート男爵・・・在レヴィニア カルシュタイン大使。在マルメディア カルシュタイン大使時代に国王暗殺未遂に関与。大使館敷地内で遠距離から狙撃され、死亡。


シューバルト・・・在レヴィニア カルシュタイン大使館公使。大使館敷地内で殺人事件が発生したが、捜査権が無いことに苛立ちを隠せないでいる。


ニーハウス・・・新任の在マルメディア カルシュタイン大使。凡庸


ミコスブルク大司教・・・カリンハル王冠の保管者。カリンハル王権の簒奪者フェルディナント6世の即位式の執り行ないを拒否。軍警察に逮捕され、後に凄惨な拷問が加えられた跡の残る遺体が、聖アルベリック大聖堂内の墓地で発見された。カルシュタイン軍警察は、殺人への関与を否定している。以後、ミコスブルク大司教座は、空位のままである。















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