第84話  マルメディア側まとめ(ネタバレ注意)

マルメディア連合王国・・・内陸国。東はレヴィニア。南はヴァレーゼ。西はカルシュタイン。北西部はマルティニキア。北はセヴェルスラビア。5ヶ国に囲まれている。約200年前のカルシュタイン独立以来、各国に領土を侵食されている。


ハインリッヒ3世・・・マルメディア国王。凡庸。テロでの暗殺未遂で、身体のコントロールを異世界から来た加藤に奪われている。視覚聴覚だけは加藤と共有し、加藤の精神と会話が出来る。ソフィア公と婚姻関係にあるが、絶賛家庭崩壊中。


加藤・・・現世日本から異世界のハインリッヒ3世へ憑依してしまった、中年サラリーマン。趣味AFV製作。ハインリッヒ3世の精神と会話が可能。マルメディアを立て直そうとハインリッヒ3世と共に苦闘中。


カール公・・・マルメディア連合王国の先王、カール5世失地王。馬鹿。マルメディアの現在の苦境は、この人の失政の影響が大。


フランツ公・・・先王カール公の弟。秀才。陶芸家。現在、摂政の地位にある。


ラインハルト公・・・カール公、フランツ公兄弟の従兄弟。


ユリアーナ公・・・カール公の後妻。前国王妃。マルティニキア第二王女。国民からは「売国女狐」と呼ばれた存在。鉄道事故により崩御。


ソフィア公・・・国王妃。ヴァレーゼ第一王女。ハインリッヒ3世との結婚式直後からヴァレーゼ大使館に引き篭もり中。ヴァレーゼ貴族デ・ロウレンティス伯爵と不倫中。


アドルフ公・・・王弟。カール公次男。ユリアーナ公の長男。馬鹿の無差別級王者。鉄道事故により崩御。


フリードリヒ公・・・王弟。カール公三男。ユリアーナ公次男。凡庸。レヴィニア第二王女クリスティーネ公と婚約中。


テレーザ公・・・王妹。カール公、ユリアーナ公長女。馬鹿の女帝。鉄道事故で奇跡的に生き残り、宮内省病院で入院中。


ヴィルヘルム公・・・フランツ公嫡男。王従兄弟。


フォン・エーベルシュタイン伯爵・・・侍従長兼宮廷大臣。冷血漢。


レーマン・・・内閣総理大臣。硬骨漢。


ツー・シェーンハウゼン侯爵・・・外務大臣。大陸将棋の名手。


シュリーマン・・・外務省事務次官。


フォン・ヴァイゼン子爵・・・外務省第五局、通称マルメディア情報局局長。謀略戦のプロ。


フォン・ヴァイツゼッカー伯爵・・・在カルシュタイン マルメディア大使。有能。


バッハマン・・・外務省セヴェルスラビア部部長。


アインホルン・・・法務大臣。


フェーゼンマイヤー・・・検事総長。


ヨースト・・・高等検察庁次長。


フォン・ライニンゲン伯爵・・・大蔵大臣。


ナウマン・・・大蔵省事務次官。


フォン・ボンハルト男爵・・・中央銀行総裁。


ローレンツ・・・大蔵省造幣局局長。


マンハイム・・・大蔵省造幣局技官。


プリングスハイム・・・通産大臣。


ケルロイター・・・商務大臣。通産省と商務省が併立している点も、マルメディア行政に改革が必要な点である。


フォン・クライスト男爵・・・陸軍大臣。予備役大将。巨漢。


フォン・クリューガー子爵・・・陸軍参謀総長。


ディートリヒ・・・陸軍砲兵大将。現在、予備役編入。


ヨーゼフ・フォン・ゴットベルク男爵・・・陸軍大将。西部方面軍司令官。


カール・フォン・ゴットベルク・・・陸軍中尉。フォン・クリューガー参謀総長の随官。


ファン・デル・サール・・・陸軍第一法務部部長。


フォン・カルマン・・・陸軍中将、陸軍情報部部長。


フォン・フンボルト男爵・・・陸軍大佐。陸軍情報部次長。


アッケルマン・・・建設大臣。


コッホ・・・警察庁長官。


シュレック・・・治安警察本部長。尋問のプロ。


ヘフナー・・・警察庁経済犯対策部部長。悪魔をも詐欺被害に合わせることが出来る、その道の達人。


エリーゼ・ノイマン・・・宮内省病院看護師。世が世なら、フォン・ノイマン伯爵家令嬢。


フォン・マッケンゼン男爵・・・宮内省病院医師。


グンダハール・・・宮内省大膳課調理担当侍従。凄腕の料理人。どうやら転生者の模様。


エメリッヒ・・・宮内省秘書課侍従。


テオドール・ベロフ・・・宮内省警察国王警務官。国王暗殺未遂の際、身を挺してハインリッヒ3世を庇い、身重の妻エレオノーラと愛娘リーゼロッテを遺して殉職。


シェーファー・・・宮内省警察国王警務官。ベロフの同僚。


ミッターマイヤー・・・宮内省警察国王警務官。


ケストナー・・・宮内省車馬課侍従。王室1号運転手。


エルメンドルフ・・・ノイスブルク大司教、ヘルネ修道院院長。能弁。2代続けて王室で家庭教師を務めた。異端にも寛容?


パウル・・・ノイスブルク大司教付き従者。


タグリアーニ・・・枢機卿。次期教皇候補の一人。マルメディア救国の勇者召喚の儀法を企んだが、失敗(?)。魔法の存在には懐疑的。


ウォルフ・・・シュパンダウ工科大学教授。航空機研究開発チームのリーダー。世界初の航空機「21号機」の飛行を成功させた偉人。


エーリッヒ・ハーン・・・ハインリッヒ3世暗殺未遂犯。小学校教員。反王制組織「ブリュンの牙」のメンバー。


ハーゲン・・・王立マルメディア自動車工業(RMA)技師。6輪車のレーシングマシンを開発中。


オストマルク辺境伯・・・外患誘致罪で極刑。



都市、施設、地勢


ノイスブルク・・・首都。王都と呼ぶ人も。


オストマルク・・・マルメディア東部地方。騒乱の舞台。


ニアルカス・・・聖教会の総本山がある都市。


ボルターシュタット・・・オストマルク地方の都市。レヴィニア国境沿いに位置する。


ハイミング、ゼーブルック・・・マルメディア南部の都市。


ケムニッツ・・・現在、グランプリ開催用のサーキットを建設中。


ヘルナハイム・・・中央部の街。


エムデン、ベルゲドルフ、ヴァイーエ・・・北西部の街。


グムンデン・・・北西部、マルティニキア国境沿いの街。


メールス・・・北部手前に位置する都市。


ヴェルスフルト州グロックナー・・・この世界で、航空機の初飛行に成功した地。現在、滑走路と自動車テストコースの建設中。


ハーマン貨物操車場・・・ノイスブルク郊外の国鉄施設。


オーデンヴァルト・・・陸軍演習場。


ヴェルゲル刑務所・・・エーリッヒ・ハーンが服役中。重犯罪者用の刑務所。生きて出所できた者はいない、との噂がある。


マーヒトレンク拘置所・・・ファン・デ・ポールが収監されている拘置所。


メールス・エーデ線・・・北西部からマルティニキアのエーデへ向かう山岳地帯の路線。


アンカラム川沿いの地方・・・ワインの名産地。


デミン・・・アンクラム川沿いの、貴腐ワインの産地。


ブレーマー・・・無煙炭の産地。


ザーラ・・・王国内の金鉱山。


ザルツラント・・・王国内の岩塩鉱山。ザーラと合わせて、宮内省汚職に関わった事務職が強制ジョブチェンジさせられて、現在就労中。


ノイス川、イスラ川・・・北部の河川。


ウェッカー川・・・北西部の河川。


マルメ川・・・マルメディアの前身、マーレンジア王国揺籃の地域。




企業、団体


王立兵器工廠、アンハルト製鋼、ジーゲン重工・・・三社共同開発の迫撃砲が、陸軍に正式採用。


ローヌメタル・・・軍用短機関銃、自動式拳銃を開発中。


王立マルメディア自動車工業(RMA)・・・秋開催のグランプリへ向けて、6輪車を鋭意開発中。


フリードマン商会・・・先進的なトラックから極上の茶葉まで扱う財閥。


ハーマン・クレメント、リンツ発動機(LMW)・・・自動車会社。


ブリュンの牙・・・反政府組織。


郷土防衛隊・・・準軍隊。貴族の私兵。




























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