幼馴染で構成された勇者パーティー。しかし諸般諸々ゴタゴタあってビーストテイマーのデイルくんはパーティーのお荷物扱いされて追放されています。
一人追放されて実家に帰ろうかというところで幼馴染で仲間のミレイラが動きます。
そしてなんだかんだやりながらこの人達実家に帰ってません。
そしてなぜか勇者パーティーを追放されたのに魔王と退治するはめになったデイルくん。
しかし魔王のほんとうの願いというものを知ったデイルくん。
そして追撃してくるすご腕の冒険者たち。しかし彼らも戦いの末、本当の「正義」というものが何なのかということを理解し、大事なものを守る戦いに身を投じていきます。
本当の「平和」というものを守るためにすべてを掛けるかつては敵だった冒険者たち。
悪とはなにか。正義とはなにか。そういう一見簡単そうに見える問いかけの本質の難しさを優しい仲間たちとのやり取りで得ていく。今後このデイルくんたちが信じる「正義」がどこまで認められるか楽しみな作品です。
ゆるいながらも問いかける問は実に現実的で難しいものです。
今を生きる人間としても大事ななにかが今後語られるかもしれませんね。