第52話 体の内側のバラギさん

「最近、フェイの奴、どこに居るんだ?」


 赤髪に短髪の女聖騎士、ボウランがぼぉっと木に寄りかかりながら呟いた。彼女の問いに、綺麗な金髪が腰元まで伸びている残念美女アーサーが眼を空に見上げながら答える。


「……自由都市に居るらしい」

「へぇー、アイツこのまま冒険者になるのかね?」

「さぁ……ボウランは冒険者だったんだっけ?」

「あー、前な。一族追い出されたからな! アーサーもそうだったろ?」

「ワタシはちょっとだけ冒険者だっただけ。なんか肌が合わなかった」

「へぇー、でもフェイは結構自由都市行ってるよな。このまま永住するのかね」

「……それはダメ」

「ダメなのか?」

「ダメ」

「……そうか」

「そろそろご飯も行きたいし」

「おー! あたしも行きたいな!! 飯行こうぜ! 飯!」

「……フェイとワタシ二人で行くから」

「えー!!!! やだやだ!! あたしも行くんだ!! フェイに二人きりで行こうって言っても断られるだろ! あたしを連れて行けよ!!」

「……そうだね……ボウランを理由に誘えば好きバレしないで済むし……」

「おー! よくわかんないけど! 一緒に行けるのか!!」



 ボウランは無垢な笑顔を向けているが、反対にアーサーは僅かにニヤリとしてしたり顔だった。



「ボウランは、恋とかしないの?」

「恋? よく分からないからしねぇ!!」

「そっか」

「恋してもお腹膨れないしな!」

「心は膨れるよ」

「あたしは、お腹が膨れた方がいい!!」



 ボウランが両手を青空に向けて上げる。アーサーは子供だなと思いながら彼女を眺め続けた。



「あ、フェイに手紙書いて戻って来て貰うようにしよう」


 ――特に原作イベントもなく、意味は無いが、フェイと一緒に食事に行きたいのでアーサーは手紙を書くことにした。



◆◆



 フェイへ


 最近、自由都市に居るって聞いた。そろそろ王都に戻ってこないとめっ、だよ? 

お金がたまったから、ご飯行かない? ボウランが一緒に行きたいって騒いでるからお願いね。ワタシは全然ご飯行こうと思ってないけど、ボウランが騒ぐから仕方なく。――差出人、アーサー



 という内容の手紙が届いた。自由都市にいる俺にわざわざ出してくるという事。そして、気に入らないがアーサーはそれなりの強者ポジションキャラ。この手紙は何かしらの伏線だろうな。


 

 というわけで一旦、ブリタニアに帰ることにした。



「フェイ、帰っちゃうの?」

「あぁ」

「なら、私も行くわ」



 なぜか、アリスィアも付いてくるという。お前が来てどないすんねん。モブなのに。



「私、聖騎士になりたいと思ってるの」


 

 聖騎士は年に一回しかない試験に合格しないといけないから、今から来ても無駄なような気がするが……



「俺には関係ない」

「そうね。一緒に行っていいかしら?」

「……俺が決めることではない」

「そうね、だったらついて行くわ。どこまでもね……」



 アリスィア、急に眼のハイライトが消えた気がしたが……まぁ、どうでもいいか。


「あ、それとね、モルゴールとの距離感が近い気がするわ。いえ、別にフェイと私って、そんな関係でも無いからこんなことを言うのもお門違いな気もするけど、ほら、あんまり勘違いさせると面倒じゃない? って思うのよね。別にアンタとの関係性はそこまでじゃないかもしれないけど、最近激情に駆られてしまう自分も居るのも分かってるからさ――」



――ずっと、二分くらいアリスィアは眼のハイライトなしで話し続けた。


 暫くして、アリスィアのマシンガントークが収まったのでブリタニアに戻ることにした。


「うぅぅぅ、フェイ様ぁー! ワタクシと離れ離れでも寂しからずにぃぃ!!」



 モードレッドにそう言われたが一切そんな気はないので放っておいた。他にもフェルミとか、モルゴール、バーバラ等が送りの挨拶に来たが、クール系なのでいつものようにクールに流しておいた。



「馬車で行きましょ」

「お前はそうしろ」



 王都まで距離があるのに馬車で行くのはもったいない。折角なので走って行くことにした。



「えー、走るのね……まぁ、そうすると思ってたけど……でも、雨降りそうよ?」



 馬鹿、雨降りそうだから良いんじゃん。雨の中を全力で走って修行をするって言うのがいいんだよ。お前は馬車で行けばいいぜ



「私も走るわ。一人で行ったんじゃ意味ないし」



 走った、結構速めで走る。俺は体力をつけるために純粋に走るがアリスィアは星元を使って身体を強化しながら走っている。それ意味ある?



「ぜぇぜぇぜぇ」

「大丈夫? フェイ、アンタ汗が尋常じゃないわよ」

「はぁ、お、まえは……」



 ああ、辛いけど、この辛さが癖になるんだよなぁ。厳しくないと訓練の意味ないし。全力全開で思いっきり心臓に負荷をかけてく人生でありたい。


「ふーん、頑張るじゃない? まぁ、私は結構認めて上げてるけど、他の女の子にそんな顔はあんまり見せない方がいいかもね?」(やぁばい、頑張って必死そうな顔もマジでカッコいぃ、超タイプッ、頭おかしくなりそうッ)


 コイツ結構こんな感じでツンツンしてる時あるよな。主人公である俺の魅力が見抜けないからそう言う態度になるんだろうけど。マリアだったら凄い褒めてくれるだろうなぁ。


 汗だくになりながら王都に到着した。王都に入って暫く歩いていると、ユルル師匠にあった。



「フェイ君、帰って来てたんですねッ!」

「あぁ」

「そ、その、そちらの方って自由都市に居た……」

「アリスィアよ! よろしく!」


 急にグイッと横にアリスィアが出てきた。なんだよ、コイツモブの癖に……それにしてもユルル師匠はなんで慌てて……あ! そう言えば俺この間告白されたんだった……。


 師匠枠とヒロイン枠の両方の欲張り属性であったユルル師匠。まぁ、確かに美人だしね。ヒロインと言ってもなんら不思議ではない。



「ふぇ、フェイ君……答えはまだ」

「まだだ」

「そ、そうですよね……そのぉ、その人との関係性は……」



 すーごい、もじもじしてる。デレてるなぁ。うむ、こうしてみると可愛い。顔が真っ赤になっている。以前までは呼吸によって体温を上昇させ、身体機能を上昇させたり、体を強化させたりする伏線とか思っていたが……


 俺の事を好いていたとは……微塵も気付かなかった。


「いや、こいつは勝手について来てるだけだ」

「なら、安心ですね! 気持ちよく剣術訓練できますね!」


 キラキラした笑顔を向けるので、あとでユルル師匠と一緒に訓練をすると約束をして王都を進む。うーんユルル師匠は可愛いけど、マリアも可愛いからなぁ。


 メインヒロインはマリアなのかぁ? サブヒロインユルル、暴力系ヒロインがモードレッド。みたいな感じなのかな?



「ねぇねぇ、アンタの師匠でしょ? さっきの可愛い子」

「そうだ」

「剣の師匠ねぇ……ふーん」



 アリスィアが凄いストーカーみたいについてくるが……こいつ何しにここに来たんだ?



「フェイ……」



 むむ? 久しぶりに声を聞いた気がする。イケメンボイスが響いた、居たのはトゥルーである。


 おー、本当に久しぶりにあった気がするなぁ。主人公である俺の片腕キャラにしてあげようとか一時期思っていたけど本当に久しぶりだな。



「……なんだ」

「いや……なんでもない」



 どうした、トゥルーよ。顔色が悪いように見えるが……気のせいか? 久しぶりに会うからそんな気がするだけかもしれない。


 あ!? そう言えばトゥルーとアリスィアって顔がちょっと似ているような気がするけど気のせいだろうか?


「アンタ……名前なに?」

「僕か……僕はトゥルーだけど……」

「そう、トゥルー、トゥルーね。なるほどね。そっか、アンタがきっと私の……兄か」


 アリスィアはトゥルーを見てぶつぶつ何かを言っている。


「まぁ、今更どうでもいいけど」

「え?」

「色々あったのよ。悪かったわね、時間とらせたわね」

「あ、あぁ、よく分からないが……」



 トゥルーを後にしてアリスィアが俺についてきた。久しぶりに会ったばかりのトゥルーと別れる。



「お前、いつまでついてくるつもりだ」

「私泊るところないから、フェイの家に泊まらせてもらおうと思って」

「……」



 結構図々しいところあるよな、コイツ。マリアが居るから変な勘違いされないと良いけど。



「フェイお帰りなさい」



 相変わらずの可愛さのマリア、いや本当に可愛いね。マリアがアリスィアを見て、少し顔を暗くした。アリスィアオマエあっちいけ、マリアに勘違いされるだろ!!



「フェイとは(今の所)そう言う関係じゃないわ」

「あら、そうなのね」

「泊めて欲しいの」

「まぁ、いいけど……」



 マリアは優しいから断れないよなぁ。夜になって寝る時間になってもアリスィアは貼り付いていた。寝る時間になってもだ。


「……俺はもう寝る」

「そ……おやすみ」



 鬱陶しいと言っても離れないから、仕方ないのである。



「寝たわね……」



 眠りにつく一瞬にアリスィアが何か言った気がしたが気のせいだろう



◆◆



 黒い黒い、真っ黒な泥が地面を覆っていた。地を空を全てが黒が支配している。そんな世界で円卓英雄記の主人公であるトゥルーは目を覚ました。


「誰なんだい、そこに居るのは」

「……」


 真っ黒な世界に誰かが居る。白い粘土細工のような体つきが見えた。それは自身と同じような人の形をしている。


「お前……誰だよ」

「おいおい、そんな言い方、ないだろ? 僕は、僕だろ? なぁ、トゥルー?」



 。真っ白な粘土細工のような自分が居る。瞳孔が開いて、眼は黒だけで埋め尽くされている。ケタケタと嘲笑うように近づいて、トゥルーはトゥルーの頬に触れた。


「イズれ、オマエ、の、カラだは、オレノ、モノだからな」



 グシャ、と大量の闇にトゥルーが潰された。


「あ、あはあああああ!!!! はぁはぁ、ゆ、夢?」


 トゥルーは自身に触れられた頬に触れた。あの光景が夢であったことを確認をして安堵する。体からは汗が大量に溢れていた。服はびちょびちょに濡れていて、体に服がぴったり張り付いている。


「ゆ、夢、だよな……」




◆◆



 わらわはフェイと言う男の体をなんとかして欲する事を求めた。元はと言えばわらわは剣の中に封印をされていた存在。


 退魔士が封印をし、管理をしているからこそ、わらわの封印を解くのは退魔士であると予想していたのだが……封印を解いたのはフェイと言う男だ。


 星元が少なすぎる故に内側から操れぬ。それ以前に体の支配権がわらわにはどうあがいても強奪が出来ない。


 こやつの精神が体を動かしている。先ずは精神をどうにかして、ほぐすか、壊すか、無くすかしなければならない。



「うむ、ここら辺に人骨の頭っぽいやつを置いておくかの……」



 精神世界にフェイを招く場合はちょっと威圧感を出して、少しでも精神を乗っ取りやすくしておきたい。なので、わらわは真っ黒な感じにして、人の骨の幻覚を辺りにばらまいておくのである。



「お、バラキじゃん? 部屋の模様変えた?」

「これこそ、わらわの本来なのじゃよ。わらわの心の中は真っ黒そのものという事じゃ」

「あー、なるほどね。ここは心象風景的なやつか。あるあるだな」



 眠りについたフェイがわらわの世界にやってきた。いつものように暢気な顔をしているのが腹立つ。お? わらわが置いていた骨に気付いようじゃの?



「ん? これは頭蓋骨か?」


 大体の奴はこの頭蓋骨の山を見て恐れおののく。歴代退魔士も全員そうだった。


「おー、良い趣味してるなぁ」

「いや、悪い趣味じゃろ」

「頭蓋骨を置くとは……、エフェクトとして申し分ない、感心だな」

「否定しろ、そしてビビれ。感想が悪魔のようなやつじゃの……」

「演出が粋だな。分かってるなぁ、バラギ、オマエ百点だよ」




 うぜぇ。こいつ、どう考えてもビビるようにしておったのに……



「あまり調子に乗るなよ。フェイ、わらわの全盛期なら一瞬で粉々にして粉殺しに出来ておるわ」

「ハハハハハ」

「なんじゃ!?」

「いいなぁ、それくらい尖った感じで来てくれないと面白くない」

「こ、このぉ、どれだけわらわの苔にすれば気が――」」

「――それで何の用?」

「聞け!!! わらわの話を聞け!!」



 落ち着け、わらわは鬼。元退魔士で裏切られてから鬼となった女。こんな若造にペースを乱されていたら権威が壊れるというモノ。



「ふー」

「そういえばバラギって顔は可愛いな」

「うぉ!?」

「ビジュアルは凝ってるよな。でも、肌結構露出してるけど恥ずかしくないの?」

「黙れ、そう言われると恥ずかしくなるわ!」



 わらわは確かに肌の露出が多い服装をしておる。じゃが、今までそんな事を気にしてきた奴はいなかった。全員蒼い顔してビビるだけじゃし……



「バーバラと顔似てるけど、退魔士なんだっけ?」

「……わらわの弟の子孫じゃ。じゃから似ておる」

「ほー、ビジュアルは良いけど、バラギは角が生えて、変な模様が顔に書いてあるけど。それは趣味?」

「趣味とかではない……体に呪いの魔術を通して、出力を上げておったのじゃ。それで紋様のように見えるというだけ」

「ふーん、その紋様カッコいいなぁ。俺の右腕にもあるけど、もっと派手に出来たりできるの?」

「え? ま、まぁ、できなくもないが……」

「おー、やってよ」



って、これではただの生娘のような反応ではないか!?



「ええい、黙れ! お主、よくもまぁ、そんな反応が出来るな!? 昨日の夜にわらわがしたことを忘れたか!?」

「……あー、めっちゃ知人に殺される夢見せたのやっぱりバラギだったのか、トータルで555回殺されたな」

「そうじゃ! 精神を殺してやろうと思ったな! どうじゃ? わらわのこと嫌いになったじゃろ?」

「いや別に?」

「ッ!?」

「俺はよぉ、主人公だからさ、そんな程度の夢でお前を諦めたりしねぇ。お前は絶対俺に力を貸してくれるし、仲良くなるって相場は決まってるからよぉ」

「………………」

「まぁ、555回って? ゾロ目だしな? なんか許すわ」



 ――屈託のない笑顔で手をピースにして、下品な顔をこやつは向けてきた。



『お前など、消えてしまえば――』

『ごめんなさいッ、貴方の力は強すぎるのッ』

『その力、いつぞ我々に――』



「もぉ、よい」

「え?」

「わらわは疲れた。今日はもう、帰れ」

「えー、折角精神世界で対面したのに、大したイベントないのかよ」

「い、べんと? よく分からんが今日はもぉよい。話すような気も失せたわ。わらわも寝る」

「乗っ取ろうとしてくれよ、俺をよぉ!」

「宿主から誘われるのは初めてじゃ……じゃが、今日は止めておこう。いつでも出来るからのぉ、わらわはお主の中で機会をうかがう」

「そうか、乗っ取れそうだったらいつでも構わないぜ。俺は主人公だし、内と外、両方から攻められる方がテンション上がるしな、展開的にも熱いしな!」

「分かったわかった、とっとと帰るのじゃ」

「じゃ、またなー、バラギ」




軽く手を上げて、フェイは消えた。またな……か。
















◆◆



1名無し神

バラギちゃん、あんな肌露出させてる服着てイキってるの可愛い(笑)



2名無し神

わらわは凄い鬼じゃからのぉ?←服装露出系、指摘されたら赤面(笑)



3名無し神

今まで指摘する奴居なかったからしょうがない



4名無し神

普通しないだろ。知人に殺される夢を見てさぁ? 555回殺されたりしたら



5名無し神

ゾロ目だから許せる←意味わからん



6名無し神

フェイ君を神引き(神がドン引きするレベルのフェイ君)



7名無し神

フェイは全然心配してないけどトゥルー君は大丈夫なの?



8名無し神

トゥルー君ってアリスィアちゃんのお兄ちゃんだから。災厄の逢魔の子孫って事だよね? だから、闇の星元持ってる感じ?



9名無し神

ワイ知ってる。その通りやけど、トゥルー君は元々持ってる奴に加えて、人体実験も受け取るから、余計に強い。今まで抑えてきたのがそろそろ限界になって来てるわけやな



10名無し神

あれま。大変じゃん



11名無し神

闇の星元って自我がある感じなの?



12名無し神

違う、トゥルー君が色々人体実験の果てに得た感じ。



13名無し神

トゥルー君最近まで空気だったから、登場してくれて安心。だって、主人公だよね?



14名無し神

まぁ、一応本編主人公だけど、本当に久しぶりに見たなぁ



15名無し神

それはそれとして、フェイ君はかなり強くなったんじゃない? 二等級は確実じゃないのか?



16名無し神

せやな、でも、星元操作論外やから、戦闘になったら怪我しながから勝つ感じでコスパ悪いかもなぁ



17名無し神

いや、もう一等級くらいあるだろ



18名無し神

アーサーと戦ったらどっちが勝つかねぇ?



19名無し神

アーサーじゃないか? でも大分来てる。背中に手は掠めていると思うで。モードレッドが純粋な身体能力なら世界トップ行けるって言ってた。星元無しじゃ、モードレッドも勝てない



20名無し神

モードレッドヤンデレ若干入ってて好きやなぁ、アリスィアもだけど



21名無し神

あの二人はやり過ぎじゃないか?(笑)



22名無し神

フェイが寝てる間になにしてんねん、あの二人は。フェイ朝起きたら口がベタベタしてたって言ってた。



23名無し神

ヤンデレは拗らせたらヤバいは基本。



24名無し神

そう言えばボウランちゃんが死んじゃうイベントそろそろじゃない? ほら、獣人の里に戻ってさ、闇の星元を持った親と戦ってさ



25名無し神

あー、あったねぇ。原作プレイ済みのワイ、悲しみの涙



26名無し神

一番ピュアなボウランちゃんが死ぬのは悲しい!!



27名無し神

もうだめだぁ、お終いだぁ……



28名無し神

フェイが何とかするやろ



29名無し神

せやなぁ



30名無し神

フェイ君VSボウランの親、バトルスタンバイ!!



















――――――――――――――――――――――――

2月10日より、TOブックスより一巻が発売します!! 表紙も凄いのですが帯とかも凄いので是非手に取ってみてください! 

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