第121話 ほんーと、恐ろしい王だ
ファウストは肉食なのか? 菜食主義だった様な気もするが、その辺りの知識はいい加減だ。ともかく本人も満足して平らげている。
「ギムリよ、ここまでされて我も恩義を返すことにした。今、お前達に強大な魔法の付与効果を授けよう」
「どんなものじゃ?」
「我の知る軍事的知識をお前らの頭の中に埋め込む。次いでに士気も上がる様に自由に興奮状態に入れる状態を付与する」
「お主はやはり恐ろしいな。敵でなくて良かったわい」
全くだ。ギムリに同感だ。こんなのが敵だったら散々だ。
「さて、我らはそろそろエルフの国にも行かねばなるまいて。我の魔法で次元を跳躍する。腹は五分位にしておけ。エルフの国にも美味いものはある」
「アラゴン王に宜しく言っておいてくれ」
ギムリはそう言い製鉄を再開し始めた。
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