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軽いファンタジーものかと思って読み出したら、パウロの回心のところで考えさせられて、ベリアル登場でエンターテイメントになるのかと予想したら、まさかの悪魔(しかも、かのベリアル!)が人間の女性を好きに!
意外性の連続です。しかも
「ファルマコは神様の恵みもあわれみを信じていないの? 恩寵も?」
の一言は深いですね。
この「神様の恵み」「あわれみ」や「恩寵」は、当然のことながら、悪魔にも向けられるっていう事ですよね?
ますます先が楽しみになってきました。応援しています。
作者からの返信
まずは筆力不足でごめんなさい。
ベリアルは共同著作で考えられたキャラクターで女性の設定になっています。
正統的教理では悪魔は永遠の罰を受けることになっていますが、個人的には「恩寵」は悪魔にも及んでいても良いか、と思います。
地獄の教理も否定する気もありませんが、人には理解出来ない神の叡智があると信じています。
古代世界ではそれぞれの信条がありましたので。
良く…シトー先生とは、天使と悪魔の話をしましたね。外伝とかの記述も持ち寄って…こんな、ボクの話も熱心に聞いてくれて、次会った時には先生も調べてから来てくれて…
昨日のように思い出されます( ˃ ⌑ ˂ഃ )
作者からの返信
いえいえ、シモン先生の方が詳しかったと思いますよ。
プロットも先生が創った様なものですし。
最近、ちょっとホッとしています。
シモン先生が良いご友人に恵まれた話を知って少し心の安息所を見つけられたのかなあ、と思いました。
苦難はあると思いますが、シモン先生には様々な味方もいると思います。
無理なく無理なくです。
天使でさえ、結婚についてこうなのだから悪魔も緩い制限の筈だ。
→え? そうなんですか?! こういう話は初めて聞きました。
作者からの返信
旧約聖書によるとかつて天上の戦いで英雄だった神の子ら(多分、天使)が地上に降り、人の娘が美しかったので結ばれ、子をなしたらしいですね。
子らはネフィリムと言う巨人族と呼ばれ、地上で活動していた様子です。
但し、論理的矛盾もあり、この出来事はノアの洪水以前とされていますが、洪水後もネフィリムの子孫の存在を指摘する箇所が聖書にあるらしいのです。