第6話 白雪姫に殺された7人の小人たち
意地悪な継母に追放された白雪姫は、森の中をさまよい、小人のアジトにたどり着きました。
中に入ると誰もいません。
「まあ、何て小さなベッドかしら!」
白雪姫は7つの小さなベッドをつなげて
体を横たえました。
そして、うとうととまどろんだとき、ドアが開く音がしました。
1人目の小人が部屋に入ってきたので、白雪姫は思わず銃を構えて発砲しました。小人は無抵抗でしたが、木を切るための斧を持っていたので、殺さなければ殺されると思ったのです。
銃声を聞いて飛び込んで来た小人たちを、やはり同じように次から次へと射殺しました。
森の裁判で、白雪姫はすべて自己防衛のためだったと主張しました。
涙ながらに訴える美しい白雪姫に、陪審員たちの同情が集まりました。
そのようにして、白雪姫は罪に問われることはありませんでした。
今日も白雪姫は、何事も無かったように森で動物たちと仲良く遊んでいます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます