第49話 振り回されるうーう

 わたしは結局、働かなくてもいいのだろうか。


 挨拶が毎度のように「お久しぶりです」になるのは避けたいですやあねえ。

 うちの周り今めちゃめちゃ雨降ってんですけど、そちらはどうですか。わたし今日は除湿機くんに働いてもらいます。


 なんかね、こないだわたし、「働かなきゃ〜」みたいなこと書いたじゃないですか。

 そしたらさ、旦那がなんか、会社の全グループの中で上から2番目くらいに偉い人、にたまたま会ったんだって。んで、「最近どうしたのよ」って声をかけられたから、しょぼくれながら「おいらちょっと辞めようと思ってるっぽ」みたいに言ったら、その偉い人がたいそうびっくりして、「いやちょっとお前さんを辞めさせるわけにはいかねえよ!? ちょっと待ちな!」ってなったんだとな。んで、話を聞いてくれてその場ですぐにあれこれ手配して、その場ですぐに働きやすい環境をぺぺっと用意してくれたんだそうな。

 ……ええ〜……? ですわ。

「辞めようと思ってたのに働きやすくなっちった('・ω・') 」って言ってました。え、なに、そしたらわたしもう就職のこと気にしなくていいの? っていうかそんな偉い人と付き合いあるならもっと早く相談しろや! みたいな感じで、わたし結局お仕事どうすればいいのかわからんのですよね。まあ家にいていいなら家にいたいし。もう知らん知らん。


 んで、上の子くんも上の子くんなんですよ。

 前から書いてるけどさ、うちの上の子くんはモテるんです。顔だけが取り柄だからね。勉強も運動も人並み程度だし性格にも難ありなんだけど、わたしが気合い入れて人たらしに育てたのでまじでめっちゃモテます。本人はそうでもないくせに友だちはみんな陽キャでウェーイってなってるし、女の子たちにもちやほやしてもらえるんです。いつまで続くかわからんけど。笑

 面倒すぎていやいや参観日に行ったわたしをわざわざ階段降りて下まで迎えに来て、足の爪の色がオレンジからグレーに変わっていることに秒で気づきナチュラルに褒めるなんてことをしたので、隣にいたママ友さんが驚愕してました。

「えっ、そんなちっちゃな変化に気づいて褒めてくれるの!? こーんなん、モテるに決まってるわ! (・∀・)」

って笑っておられましたよ。

 ちなみに下の子くんは顔も勉強も運動もすべて平均、加えて重度のマザコン予備軍なのでまったくモテません。なぜこうなった。


 そんな上の子くんなんですが、先日わたしのスマホに学校から不審者情報メールが届いたんですね。うちの地域まじで不審者情報多いんですよ。変態しかおらんのか! と思ってるんですが、それが届くと一応帰りの通学路は「ひとりで帰らないように」と注意喚起をされて、親も近くまで迎えに行きます。

 下の子くんは無事にゲットしたのでお家に連れて帰り、時間差でもう一度上の子くんを迎えに行きました。ところが、歩けど歩けど上の子くんと出会わない。あっるええおっかしいなあー、と思いつつ来た道を引き返していると、まったく明後日の方角からひとりでてくてく歩いてる上の子くんがいるではありませんか。慌ててゲットして話を聞くとこうですわ。

「先生が不審者情報あったからひとりで帰るなって言うからさあ、〇〇ちゃん(別クラスの女の子。家が別方向)を家まで送って、帰ろうと思ってたら目の前に△△くん(仲良しの下級生。家が反対方向)がひとりで歩いてたから、今送り届けて帰ってきたところ〜」

だって。

 どう反応するのが正解なのかわからず、取り敢えず笑っておきました。いやいや、それだとお前だけ最終的にひとりやんけ。笑 しかも通学路逸れたらわたしも探しようがありませんがな。言うと本人も「あ、ほんまやな」と笑っておりました。

 自分が守らなきゃ、と思ったみたいですね。そこは認めて褒めつつ、ついでだから自分のことももうちょい守っておくれ、心配したのよそれなりに、と軽く注意だけしておきました。すべては不審者が悪いのです。本当に迷惑ですね。


 そしてアイドル沼から抜け出せないんですがどうしたらいいんですかこれ。

 ぼちぼち大型歌番組が連なる季節になってきたので、レコーダーを壊さないように気をつけたいです。

 あ、そういやなんかさあ、自分の代表作? かなんかを好きに設定できるようになったらしいですね! 今更な感じですがわたしまだ若干浦島太郎状態なので、時差があるんですよ仕方ないよね。笑

 ええー! せっかくだからなんか選びたいなあ、なんにしよーう!! (・∀・)

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