第39話 トースターは赤にしたゾ!
戦争こわいね。
ニュース観てたら叫んでる子どもの声が聞こえてきて胸が詰まります。が、わたしはウェブ上で政治経済と戦争のはなしは極力しないようにしようと思っているので、書けるのはこれだけかな。いろいろ思うところはありますけどね。
そうそう、前回のエッセイで病院から呼び出しの電話がかかってきたわ〜と言ってましたが、なんかあれね、専門医を紹介されました。
世の中には手首専門医ってものが存在するんですって。ちょうど先日お医者さんたちのカンファレンス? があったとかで、ちょうどいいから手術の必要性の有無を聞いておいで、と紹介状を書いてもらいました。
リハビリ室の理学療法士さんたちは、「痛くなかったら別に大丈夫じゃね?」って言うし、先生は「まあ一応念のため」って言うので、わたしもしやカモにされてるのかしら、とかもちらっと思ったんですが、まあこの主治医の先生がもともとひとりで断定しないタイプの人なので、いつものことといえばいつものことかな、と、来週その手首専門医のところに行ってみることにしましたよ。
電車に乗らないといけない距離なので、旦那についてきてもらいます。迷子防止です。わたしは真後ろにある目的地に自力で気づけない女なので、電車を降りたあとが問題ですからね。行きなれない場所で意地張っても自分の首を絞めるだけですし。
地図見なよって思うでしょ。地図見て辿り着けるやつは方向音痴って言わないんだぜ! 言われたとおりに進んでも目的地には辿り着かない不思議。
方向音痴仲間にならわかってもらえると思うんですが、慣れないところで地図なんぞ見たってなにもわからんのですよ。知ってるところの地図だって見てもすぐにはわからんからね。
だって地図は上から見てるじゃん。わたしの見てる景色と違うんだもん。なんならさっき歩いてきたところをくるっと振り向いたら知らない景色が広がってるからね。視点を変えたら歩いた道もいきなり未開の地。わーお異世界かな〜。ってなります。
綾束さんのカクコンに書いておられた鈴花ちゃんならきっとわかってくれる。
方向音痴じゃない人はきっと意味わかんないんだろうなって思います。でもほんとこれ、冗談じゃないんだからね、まじで迷子って常にこんな感じだから!!
あ、そんで方向音痴の話なんぞどうでもいいのですが、昨日トースターを買ったんですよ。
いや実はね、うちにはオーブンレンジさんっていう、オーブンにもレンジにもトースターにもなる優秀だったやつがいるんですが、この人が最近ストライキ起こしてて働いてくれなくてですね。
少し前まではわたしに対してだけストライキ状態だったんですが、最近では旦那にも子どもにもプーイ! ってしてる状態でして、とても困っていたんですよ。先代の電子レンジ御大は「捨てちゃおっかな」と脅すとなぜか働いてくれていたんですが、今回のオーブンレンジさんは脅しても全然屈してくれないのです。べちべち叩くというバイオレンスな方法でなんとか働いてもらっている始末です。
新しいの買わないとね〜と話していたんですが、わたしは朝からパンを焼いて食いたかったのですよ。そしたら目の前にトースターが売ってたの。だから応急処置的な扱いですぐに買いました。オーブンレンジはまた今度ちゃんと選んでから別で買います。
ピンからキリまで揃えるように4つ並んでおりまして。
わたしは以前からアラジンのトースターが欲しかったんですよ。くすんだ緑色の可愛いやつです。早く美味しくチンできるらしいのです。あ、あるじゃーん! これにしよ! って言いたかったんですが、なんとこいつが一番お高かったのですよ。応急処置のトースターごときにこんなにカネ使いたくない……と急にケチくさい根性が出てきてしまいまして、吟味に吟味を重ねた結果、アラジンよりも5千円くらい安かったタイガーさんのスタイリッシュな赤いやつを買いました。「オレ、庫内が広いからピザがそのまま焼けるんだゼ!」というイケてる口説き文句に負けました。ピザ買ってきて焼こうと思います。
今朝はさっそくそのイケてる赤トースターで、あれはなんだっけ、なんか丸い五穀パンみたいなやつを焼いてみましたよ。ふわっふわでうまうまでした。下の子くんがぐずって泣いていたので、あったかい状態では半分も食べれませんでしたが。笑
家事をほったらかしでカクヨムしてるのでそろそろ諦めて働いてきます。洗濯機のスイッチを入れて食洗機のスイッチを入れて掃除機のスイッチを入れます。最近の家電って便利ですね。まあそのスイッチを入れるまでの作業が果てしなく面倒なんだけどね。
THE BLUE HEARTSの『人にやさしく』を聴きながら作業しますね。歌詞のなかでめっちゃ「ガンバレー!」って叫んでくれるので頑張れます。笑
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