第18話 名前の呼び方って関係性によるよね
今日は久々に楽しくカキカキできております。んで休憩がてらのエッセイです。
今書いてるラブコメでね、面倒くせえことやってるんですよ。あのね、名前がさ、統一できなくてさ、仕方がねえのでそのまんまできるだけわかるように書いてるつもりなんです。
どういうことかっちゅうと、主人公の名前が「谷口 夕梨香」ちゃんです。
この子のことをね、親友のえっちゃんは「夕梨香」って呼ぶんですよ。んで、佐伯くんは基本的に「谷口さん」って呼ぶんです。もうこの時点で自分でうーわあ、って思ってるんですけど、これにさらにね、恋のライバル雅ちゃんは「夕梨香ちゃん」って呼んで、オレにしとけよ要因の直人くんは「谷口ちゃん」って呼ぶんだよね。
もうね、うわああああああああああ!!!! なんですよ。みーんな呼び方が違ってごっちゃごちゃなの!! 夕梨香ちゃんだけじゃなくて、えっちゃんもなんです。えっちゃんは「島谷 えつこ」なので、えっちゃん、島谷、島谷ちゃん、えつこ、などと呼ばれます。しかもふたり、苗字で「谷」って字がかぶっているので最悪です。ちなみに佐伯くんは佐伯くん、もしくは佐伯、です。雅ちゃんは雅ちゃん、雅、染井さん。ほーらごらん新しいの出てきた。直人くんは直人くん、もしくは直人、です。最悪だよ……。まあごちゃごちゃさせてるのはわたしなんだけどね。
これは読みやすさを考えたときに、とんでもない弊害なんですよね。名前っちゅうのは記号なので、読んでる人は作中のメインの呼び方を名前として記号化します。これでいうと、「夕梨香」って名前でインプットされるわけです。
フルネームで覚えてもらうのって実はものによっては難しくて、基本的にはフルネームの一部分を切り取って記号化するのが、親しみやすさとわかりやすさを備えているので書いてる方も読んでる方も安定感があるんですよ。つまり、「夕梨香」で覚えてると、「谷口」って誰や、ってなるんです。同じ人でーす! ややこしいからやめてほしいですよね〜!!
だから回避方法としては、もう名前をそのまんまフルネームで記号化してもらうしかないんだけど、これがねえ、なかなか骨が折れるんですよ……。ひとりならなんとかなるけどさ、総勢5人分なので……疲れる……。
もう今できてるとこまで公開してしまって、ちゃんとわかるようになってるか確認してもらいたいくらいの気持ちでいるんですけど、ラブコメだから勢いで読んでもらいたいのでまだ出したくないんです。
んむーう、ちまちまがんばるーぅ。
んで、突然ですがぜーんぜん関係ないおなつさんの出張添削講座〜!
これ添削エッセイに書くか書かないか迷ってるんですけど、良さげな例文が浮かばないので取り敢えずふんわりここに書いといてもいいですか。
わたし近況ノート新着一覧を楽しく徘徊する癖があるんですけど、わりと頻繁にいろんな方が書いておられるものがあるんですよね。
それがこちらです。
「この場面は説明が多くてわかりにくいんだけど、これを書かないわけにいかなくて〜……」
みたいなやつ。書きなれない初心者カキカキさんに多いかもしれません。
これね、解決しようとしたときに、考え方が逆の人が多いんですよね。
場面がややこしくて、もしくは専門的で、書いてるとどうしても説明文が長くなってしまう、っていう現象ですね。
んで、どうしたいかっていうと、皆さん基本的にはできるだけ説明の部分を簡素にして読みやすくしたい、と思うはずです。これ逆なんですよね。
どういうことかっちゅうと、その部分は減らすんじゃなくて、増やさないといけません。
文書であればそれでいいんですけど、小説ではまずそもそも地の文で「説明」をしません。説明じゃなくて、「描写」をしないといけないんです。説明をしていいのは一部の台詞の中だけ、と思ったほうがいいです。
ざっくりばっさり言ってしまうと、丁寧な描写を面倒がった結果が説明になってしまってるんですねぇ。
最近カクコン前だから、わたしの脳みそがモード変換起こしてるみたいでこれ気になって気になってしゃあないんですよ。笑
説明して圧縮するんではなくて、たっぷり文字数を使って丁寧に描写をする。これを心掛けるだけで臨場感と読みやすさはぐう〜っと変わります。
例文さえ浮かべば添削エッセイに詳しく書きたいんですけど、今は夕梨香ちゃんで頭がいっぱいなのでなんも浮かびません。
要るか要らんかもそもそもわからんし、取り敢えずここに置き逃げで。笑
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