第16話 匂いが気になるので嗅ぎまくってみた

 どーうしてこうさ、予定っちゅうのは、ひとつ埋まると雪崩のように増えるんだろうね。

 旦那がお休みだったり、子どもらが早く帰ってきたり、学校行かなきゃいけなかったり、買い物うろうろしてみたり、年末お掃除スイッチ入っちゃったからごそごそしたりしておりまして、体力ないので空いた時間はほとんど睡眠にあてておりました。眠すぎて子どもらの宿題手伝ってるつもりが盛大に船漕いで首ガックンガックンしてたもんね。

 なのでせっかくメンタル回復したのにまーだ大量無言ヨムヨムしてますすみません。多分今週が終わったら学校関係は落ち着くと思うんだよなあ。


 そんでね、香水を買いに行ったんですよ。

 カクコンとまったく関係ないラブコメを書いてるつもりで上記の理由からまったく一文字も進んでいないんですが、序盤のほうで夕梨香ちゃん(主人公)に香水買いに行ってほしいんですね。安っちいやつ。

 女の子向けの安っちいのとお高いのと、男の子向けの安っちいやつが必要でして、ところがわたし子ども生んでから香水なんて全然使わなくなっちゃってたんですよ。

 皆さん香水って使いますか? わたしは子ができる前までは使ってました。『ランコム』とか『ヴィヴィアン・ウエストウッド』とかがお気に入りでしたね。

 が、ほら、赤子育てんのにそんな匂いなんて要らんやん。子どもに気ぃ使って、っていうか、自分に気ぃ使ってる余裕がなくて縁遠くなっていたんですよ。あとさ、洗濯洗剤のアリエールさんだか柔軟剤のレノアさんだかがすんごい仕事するもんだから、香水なんぞ使わんでも歩けばなんか匂うわけです。他にもさ、匂いのついてるものっていろいろあるじゃないですか、シャンプーとか。

 匂いに気を使うのはマナーって言われたりとか、つけたらつけたで「くさい!」って文句言われたりとか、それもこれも鼻っていう器官があんぽんたんなのが原因なんでしょうが、取り敢えずわたしは香水が必要になったので香水を探しに行ったんです。それにほら、子どもらももうちっちゃくないからさ、もうそろそろ自分を大切にしてもいいかな、買おっかな、と思って。


 まず近所のドラッグストアに行ったんですが、ここはなかなかに品数が少ない。でも定番だろうと思われる『アナスイ』は置いてありまして、夕梨香ちゃん(主人公)には『アナスイ』を買ってもらいたかったんです。でもね、でもね、人気なんだか素行不良がいるんだか知らんけど、その『アナスイ』だけテスターがなかったんですよ。くそう、匂い嗅ぎたかったのに。

 仕方がないので最寄りのショッピングモールにも見に行ってみたらば。そしたら今度は、そもそも香水を取り扱っていない! ぐぬう!!

 うーん困った。ネットで仕入れるしかないのか。

 ふんふん唸って困っていたんですが、わたしはピーンと思い出したのです、激安の殿堂ドンキホーテなら大量に並んどるがな!! ということを!


 そんで、わたし日頃ドンキホーテ行くことがなくってですね。ひとりでうろうろするとまず間違いなく辿り着けないし、仮に運良く辿り着けたとしても恐らく店内でも迷子になるので、連れて行ってもらいました。

 ありましたよ〜大量の香水コーナーが! しかもお手頃価格で!

 それなのにやっぱりここにも『アナスイ』のテスターだけがない! どうなっとるんや!!

 まあ仕方がないので、テスターのあるものを片っ端から匂い嗅ぎまくり、値段を見比べまくり、子どもの頭や腕や腹にそれぞれテスターかけまくり、なんとかして2種類まで絞りました。ひとつは『サムライウーマン』と、もうひとつはなんかモデルさんが作ったやつでした。

 わたしはモデルさんが作ったほうのシュッとした匂いがいいなあと思っていたんですが、男どもが揃って『サムライウーマン』の甘い匂いがいいと言うので『サムライウーマン』を買ってもらいました。

 なるほど男女で香水に求める匂いの種類って違うかもしれない。メモメモ。

 『サムライウーマン』、なかなか良い匂いです。つけてから2時間後くらいのときの匂いが、柔らかくなって好みでした。


 あとは体のどこにどうやってつけるかも改めて調べ直してみたり、夕梨香ちゃん(主人公)が高校生なので、街行く高校生たちを観察してみたりしています。

 制服のデザインとか、着方とか、靴とかソックスとか、話し言葉、歩き方、かばんの持ち方。

 じろじろ見ているので怪しいおばはんだと思われないように気をつけねばと思っています。

 学校が変わると校風が変わるので、制服の違いによって彼らの行動や言動にまとまった差が出るのも、なかなかおもろいなあと思いながら観察してます。楽しいです。

 でもまあ、うちの近所はほとんどが進学校ばっかりでして、夕梨香ちゃん(主人公)の学校のイメージだともうちょっとフランクな感じが知りたいところではあります。




 カクコンもうすぐですね!

 皆さんのエッセイも無言ですがちゃんと読んでおりますので、こっそりと盛り上がってんな〜ってわくわくしております。

 わたしは書き直した『球根になった魔女』を短編にぺいっと放り込むだけにしよっかなと思っています。

 エロエッセイは、いろいろ考えた末に取り敢えず出さずにいようかと思います。その代わりに、うらエッセイの非公開にしてるやつをそのうちこそっと公開に直しとこっかなって。

 ほら〜、やっぱりまた虫が湧いてもいやだからさあ。笑

 でもいただいているコメント欄はやっぱり出しておきたくて。


 まあ何はともあれ、楽しく盛り上がりたいですね。

 新作公開組の皆さん、応援しておりますねー!! 10万字に到達できますようにーっ!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る