第100話

目標がないまま惰性で日々を過ごした

とは言っても筋トレは続けていたし

たまに三馬鹿の特訓に付き合ったりした

休みの日には皆とゲームとかして遊んだ


ちょっと普通とは違うけど普通の学生のように日々を過ごしていた


気付けばもうすぐ夏休みだった


担任「もうすぐ夏休みだ!だがその前には勿論試験がある!!赤点取るような馬鹿は居ないだろうがしっかりやれよ!!」


陰陽術の授業と特訓がないとこの腹立つ喋り方を聞く機会はかなり減った

なんだか少し懐かしく感じる


担任「それとだ!陰陽免許の試験日が決まった!8月7日だ。帰省できる日と被ってるが当日は学校から出発するから忘れるなよ」


うんうん、そうだな陰陽免許

ん?陰陽免許?


「はああああぁぁぁぁ?陰陽免許?なんも聞いてねぇぞ!!」


担任「??はぁ?言ってたろうが何言ってんだ」


でも確かにいつもなら叫ぶ黒川が叫んでいない

いやでも!俺は確実に聞いてない


「絶対聞いてねぇよ!ふざけんな!!」


担任「あ…そいやぁ。全国大会行ってる時に言ったような気がするな」


「気がするなぁじゃねぇよ!!わやじゃねぇーか!!俺なんも準備してねぇよ!!」


全国大会の時なら藤原も…

そう思い藤原の方を見ると

ごめんねと手を合わせてベロをペロッと出していた

…可愛いな


じゃねぇ!あいつ誰かから聞いてたのか!

知らなかったの俺だけじゃねぇか!!


担任「ジタバタしても仕方ねぇだろ。どうせ実力を見る試験だ、諦めろ」


確かにそうかもしれない

そうだな…

それに今の俺なら合格出来るかもしれない


藤原「先生…筆記もありますよ…」


担任「……」


担任はそのまま無言で立ち去った


やはりあのクソ野郎だけにはいつか痛い目に合わせてやらないと気が済まない!!


幸いテスト勉強は暇すぎてほとんど終わっていたのでその日から筆記の勉強を始めた


内容は陰陽師のルールや規則、陰陽術使用時の制約や怪異についてなど多岐に渡った


期末試験は無事クリアしたが

夏休みに入ってからも一日を除いてひたすら筆記の勉強に明け暮れた



―――――――――――――――



どうもー!!

振り向けばやまだでっす!


「むじいん」連載半年にてメインの話が100話になりました!!

いぇーい( ・∀・)v

作品フォロー数も1000を越えました!!

\\\\ꐕ ꐕ ꐕ////

そして!な、なんと!20万PVも達成しました!!

( ᐛ )وイエェェェェェェェェェェェェイ!!


つきましては、100話記念として特別編を用意しています!!

本編とはあまり関係ないので興味のない方はスルーしちゃって下さい!!


それではこれからも応援よろしくお願いしまーす!!

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