応援コメント

第3話 規格外れ」への応援コメント

  • 可能性を考えられるようになったと思うんだ。

    アレク、良い気付きです。
    子ども時代の全能感はまさに、無限の選択肢があったから。
    成長と共にこれが狭まり閉塞感と焦燥に駆られ、やがて諦念に至る。
    それでも、選べた私は幸せなんです。
    世の中にはアレクの様に、選択肢さえ考えられない人はいますからね。

    価値、規格化というのは成果を判定する為に必要なものですが、問題はその項目ですかね。
    人の価値を定める事はナンセンスと思っても、教育や努力の結果を確認する必要はあるんですよね。
    いっそ、デウスエクスマキナみたいな存在に委ねれば公平ですかね(笑)

    作者からの返信

    本当に子供ならではの全能感って、大人になってから思い返すとすごく恥ずかしい、甘酸っぱいものですが……それと同時にとても尊いものだと思います。
    選択肢があるというのは幸福な事、確かにそうです。
    アレクのように「仕方ない」と思考放棄するのもそうですが、親に進む道を決められる人だって居ますもんね……。

    人の価値、評価を人が決めるなんておかしな話ですが、他でもない人間そのものが自身の査定を求めている気がします。
    ただ自分の中で完結できればまだ良いですが、それを外へ共有しがちなのが、なんとも……自分ひとりでは肯定しきれないんですよね。
    良い事があれば褒められたいし、「変だ」と思った事は他人と意識の擦り合わせをして、答え合わせがしたくなります。

    そのせいで世の中から、イジメや差別が消えないんだろうなあ……これもまた生存競争と言えば、それまでですが。
    やはりデウスエクスマキナが決定を下してくれれば、万事解決!? (笑)