124皿目 蒸しパン

 せいろつながりでもう1品。


 小麦粉、卵、砂糖にベーキングパウダー。そこに牛乳も入れる。入れすぎてしゃばしゃばにならないように気を付けること。焼く前のホットケーキくらいを目安にしよう。実際、ホットケーキミックスで作ってもいいし。

 プリン型(市販のプリンやゼリーのカップを洗ったやつでもいい)の内側に薄く油を塗り、生地を注ぎ込む。半分くらいかな。あんまり入れると膨らんだ時にあふれるので。これを湯気の立ったせいろに入れて、何分かは忘れた。作ってみたい方は各自調べて蒸してほしい。膨らんだら竹串など刺して、生地がついてこなければ完成。

 甘くてとろけるように柔らかく、幸福の味がする。3連ヨーグルトの容器で4つ作って、いっぺんに食べていた。食事としてはそれでもちょっと物足りないくらいである。でもそれがせいろの容量いっぱいいっぱいなので。


 ちなみにこれ、社畜時代の主食。スーパーも飲食店も非常に遠かったし24時間営業のコンビニも決して近くはない田舎だったので、その辺で済ませることができなかった結果が蒸しパンであった。米を炊くより早く出来、洗い物も大して面倒じゃない。

 柔らかい蒸しパンって流動食だと思う。

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