91皿目 ツナマヨ

 作るより買う派である。


 コンビニのツナマヨおにぎりも好きだが、ツナマヨそのものも好きだ。だがあれを自分の家で作るのはちょっと面倒くさい。「油切り」の工程があるからだ。キッチンペーパーを小皿に敷いて油を吸わせるらしいが、汚れ物も出るし、「しっかり切る」の「しっかり」ってどのくらいかわからないし、吸わせすぎたら味気なくならんか? とか心配もある。そもそも1缶ぶんツナマヨを作っても、メニューにもよるかもしれないが1人者には多すぎる。


 そこに彗星のごとく現れるのがはごろもの「シーチキン マヨネーズタイプ」。小袋が4つくっついた形で、おにぎり、お弁当用としてスーパーに売っている。ただのツナマヨではなく醤油風味というところもいい。もっとおっきい袋のも見かけたが、それがはごろものなのかまでは未チェック。注いだ酒が残っているけどつまみが足りないな、なんてときに大活躍をする。小袋を開けて、お行儀悪いが猫のちゅーるのごとく舐めながら酒を飲む。酒が進む。絵面は非常に悪いが美味である。

 そもそもつまみ以外にツナマヨの使い道とは何だろうか。おにぎり。パンに塗ってトースト。そのくらいしか思いつかない。ツナマヨはこういうのにも合うんだよ、というのがあったら是非ご教授いただきたく。

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