56皿目 エリチリ

 誤字ではない。


 エビチリのソースで、エリンギを食す。

 まずはエリンギを厚めの輪切りにして、サラダ油を引いたフライパンで焼く。たぶん片栗粉をまぶしたほうがいいのだろうが、面倒くさいので省略した。火が通ったら適当な食器に入れて隔離しておく。

 エリンギを焼いている間にお好みの量のしょうが、にんにくをみじん切りにしておき、エリンギを別容器に移したらフライパンにごま油を引き炒めていく。多分ねぎのみじん切りもあったほうがおいしいのだが、今うちに長ねぎがないので涙の省略。火が通ってきたら水、ケチャップ、鶏がらスープの素、豆板醤を加えてちょっと煮詰める。いい感じになってきたら水溶き片栗粉でとろみをつけて、先に焼いておいたエリンギを戻して温め、再び器へ。これで完成である。

 

 うん。悪くない。エリンギの確かな歯ごたえに絡む香辛料たっぷりのケチャップソースがたまらん。

 不満としては、エリンギについてだ。やつら「縦に切ればアワビ風、横に切ればホタテ風」なんてほざいてるけど全然そんなことないよね。エリンギはエリンギですよ。エリンギとしてはおいしいんだけど変に高級食材の代替品ぶらないでくださいよ。

 次回もチリソースです。お楽しみに。

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