40皿目 イワシの梅煮

 パック入りのイワシ、4尾入りかと思ったら見えにくいところにもう1尾いて5尾だった。うれしい。


 多分圧力鍋で作ったら骨までおいしく食べられると思うのだが、あいにくうちにそんなものはない。

 イワシは頭と尻尾を落とし、手開きにして取れそうな骨だけ取っておく。よく洗い、臭みとりのために料理酒に漬けておく。この間に煮汁を作るのだが、レシピでは昆布からだしを取っている。そんなことをしている暇はない。水、料理酒、めんつゆにお好みで醤油や砂糖など足すと早いぞ。何ならめんつゆ多めにしてそれだけでもいいかもしれぬ。これを沸騰させたらイワシと、種を取った梅干しと、薄切りしょうがを入れるらしい。が、しょうがはチューブで、梅干しはもったいないのでしそ漬けを買うと入ってくるしその葉っぱ(自分は普段食べずに捨てている)を入れて代用してみた。

 結果は大成功。優勝です!

 ちょっと味が濃すぎる感じもあるが、ご飯のおかず、酒のあてにはこのくらいでよかろう。しその葉から梅干しの味、香りも問題なく抽出され、さっぱりといただける。生姜と梅干しがけんかしないだろうかと素人考えで思ったが、そんなこともなかった。小骨が多いのが難だがその程度問題にならないほどおいしい。

 これは繰り返し作ろう。そしていつか圧力鍋も買おう。

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