10皿目 明太子

 言わずと知れたおかず界のスーパースターである。米によし、パスタによし、そして、酒によし。生でよし焼いてよしと来ている。

炙りは、うちにバーナーのあったためしがないのでやらない。怖いし。

 いや、以前飲食店で働いていたから知っているんだ。バーナーで炙るの怖いんだ。いっつも震えながらしめさば炙ってた。


 まずはそのまま食べる。次に一切れあたり、お醤油を2、3滴たらして食べる。これは母がやっていたのを見て覚えた。たらこでもやる。最後に、一味唐辛子を足して食べる。

 嘘だろと思うかもしれないが足す。足すったら足す。まじで。普通の辛子明太子では「火力」が足りないのだ。よく(?)「唐辛子を食べすぎると翌日尻が超痛い」と聞くし実体験もあるがそんなものは知らん。欲望のままにかける。唐辛子の食べ過ぎで怒りっぽくなるデータ? なんだそれは。信憑性はあるのか。あってもその資料を引っ込めろ。念のために申し添えるが自分は温厚で優柔不断な小市民である。本当だ信じてくれ。


 明太子はおいしい。

 以上、解散。

 でもチャーハンにするならたらこのほうが好き。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る