　タマネギ、ピーマン、ベーコンが三種の神器。

　全部あれば幸いなのだが、今日は残念ながら玉ねぎのみのナポリタンと相成った。

　パスタをゆでているうちに玉ねぎを薄切りに。ゆであがったら（フライパンでゆでているので、並列作業ができない）玉ねぎをオリーブ油でよく炒める。炒めた玉ねぎの香りというのはどうしてこう誘惑的なのであろうか。２枚ほどつまみ食いする。

　パスタを入れてほぐし、ケチャップと、多分これはうちだけなのだろうがめんつゆを加えて汁気が減ってくるまで炒めて完成。

　昔読んだ小説に、主人公が「とてもまねができない、おいしい」と絶賛するトマトソースの出てくる店が登場した。途中でうまさの種明かしがされ、それが「醤油」だったのだ。それを見て以来トマト系の料理には必ずしょうゆやめんつゆを入れることにしている。実際おいしい気がするが、自分以外の人間に判断してもらったことがないので正規の作り方とどっちがおいしいのかはわからない。

　もし興味を持った方がいたら、作ってみて、教えてほしい。