第4話 陰謀せいじ



 調子いい事いってるから

 それに乗っかってやろうと思ってさ


 かつぎだした偽りの勇者

 改革にはもってこい

 使えないなら美談にして捨てるだけ

 悲しいけど僕らは乗り越えていこう

 って具合にさ


 どんなに 綺麗事いってても

 心躍る事なんてないさ


 馬鹿でも分かる 分からない奴もいるけど

 じゃあ扇動しようか 世界を都合の良い方向へ


 お前とならどこまでも行けそうだよって

 そんなのただのお世辞に決まってるじゃないか


 そんな目で見るなよ

 お前についてく奴なんて馬鹿しないないんだぜ




「ストーリー」

 ちょうどいい馬鹿がいたから、利用させてもらう事にした。

 きれいごとを信じきってる馬鹿。

 現実みろよ。

 でも、かつぎあげるにはもってこいだ。


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詩集23 KOTOBA 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

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